「ありのままの自分」はどの自分?自分軸で生きるために大切なこと

SNSを通して目にするキラキラとした世界。つい自分の生活と比較して、幸せを測ってしまうことがあるかもしれません。そうした世界への表面的な憧れや他者からの視線、意見に惑わされることなく、私たちが置かれた環境で自分らしく人生を歩んでいくために大切なことは何だろう。「ありのままの自分でいられる時は?」という問いをきっかけに、一人ひとりが自分自身の心と向き合い、言葉を交わしました。

この交換ノートのグループ

安藤 美玖

ICORE inc. 代表取締役

1991年、愛知県生。椙山女学園大学を卒業後、新卒で株式会社デンソーへ入社。営業・人事を経験した後、夫の海外駐在でキャリアを失い今後の働き方に悩む。ライフステージの変化において人生やキャリアを諦めたくないと一念発起し、複業を経て2020年に独立。現在は女性が自分の人生を諦めず、自分らしい生き方・働き方を追求できる世の中を創りたいという思いから女性向けキャリアスクールICOREを創業。会社経営をしながら、慶應義塾大学大学院にて研究中。

サン

国際コミュニケーション学部 表現文化学科 4年

つくし

現代マネジメント学部 現代マネジメント学部 4年生

  1. サン

    はじめまして。サンです。
    国際コミュニケーション学部表現文化学科(※)に所属しています。今は休学中ですが、後期から4年生として復学します。主に英語と中国語、日本文学とポップカルチャーを勉強しています。
    (※)2024年4月から、外国語学部 国際教養学科へ生まれ変わります。
     
    休学の理由は、予定していた交換留学がコロナで行けなくなり、就活が始まる前になんとか留学へ行きたかったためです。休学して短期で台湾に行きました。2023年度の後期から交換留学が再開することになったので、復学することにしました。
    言語を学ぶだけであれば日本でもできますが、その土地の人に会って、現地で生活している人とふれあいたいという気持ちが強いです。特に中国は分からないことがたくさんあり、関心を持っています。
    卒論や就職のことなどについて、今回の交換ノートで何かヒントを掴めたらいいなと思っています!よろしくお願いします。
     
    最近、ベトナムに旅行に行きました。街はとても綺麗で地元の人たちも優しかったです。一方で、ホテルやブティック以外で英語が全く通じず、「世界中の人と話す」ということについて少し考えさせられました。ベトナムの皆さんは、英語は話せなくても、私たちが困っていると声をかけてくれました。
    すごいことですよね!なんとなくジェスチャーなどを使って教えてくれるのですが、向こうの意思もこちらの意思もあまり伝わらなかったです………
    皆さんは、海外に行かれることはありますか?

  2. つくし

    はじめまして。つくしです。

    現代マネジメント学部所属の4年生です。ゼミでは経済学・現代金融論を専門に勉強しています。
     
    学校での今一番の楽しみは、9月にある学芸員資格課程の「リトルワールドでの実習」です。普段勉強している分野とは全く異なり卒業単位にも含まれませんが、博物館実習にも経営にも興味があり勉強をしてきました。実習の詳細はまだ分かりませんが、座学ではなく現地で指導を受けられるとのことでワクワクしています!幼い頃から訪れて興味を持っていたミュージアムや博物館活動の裏側に実際に携わることができる貴重な機会なので、頑張りたいと思います。
     
    サンちゃんが最近ベトナムに行かれたとのことなので、私も最近の旅行先を紹介します。5月下旬に、東京の「東京国立博物館」と「好きな作品の展覧会」へ行ってきました。博物館は想像以上に広く、展示品の圧倒的な数と質に驚きました。重要文化財だらけ!見どころ満載でした。
     
    展覧会は「モブサイコ100」というアニメ・漫画のものです。初日に行ったこともあり大混雑でした。大好きな作品の名シーンと推したちに囲まれ、制作秘話も読める……幸せな空間が広がっていました。漫画とアニメの合同という珍しい形の展覧会で、制作に携わった全ての方々の“作品への愛”を感じられてとても良かったです。
     
    私は海外へは行ったことがありませんが、推し作品のイベント・聖地の情報があれば全国どこへでも駆けつけています!
     
    英語が苦手なのでこれまで海外は考えていませんでしたが、いつか行きたい聖地がたくさんあります!サンちゃんの投稿を読んで、現地の人の優しさや意思疎通の多様な形を知れたので、挑戦してみたくなりました。
     
    みなさんは、どのような目的でお出かけされますか?
    これからよろしくお願いします!

  3. 安藤 美玖

    みなさん初めまして、安藤美玖です。

     
    【私について】
    私は国際コミュニケーション学部 国際言語コミュニケーション学科(※)の卒業生です。最初は、デンソーに勤めていました。
    今はアラサー女性に向けた自己理解とマーケティングを教える女性キャリアスクールを、夫と経営しています!
    (※)2024年4月から、外国語学部 英語英米学科へ生まれ変わります。
     
    超安定思考で大手企業を狙って就活をしていた私がなぜ起業したのかや、ゼロから自分で仕事を作ってきた経験などをみなさんに話せたらなと思っています。デンソーでキャリア積んでいくぞ!と思っていた3年目、前の夫の海外転勤が決まり、泣く泣くデンソーを辞めることに。昔は、駐在妻とか最高!と思っていたのに、いざなってみたら私にとっては地獄で(笑)遠いところに住むハードルというよりも、目的なく生きることに辛さを感じていました。バリバリ働いていたころのように誰かの役に立っているという実感がなく、同期の輝いている姿を見て自分はどのように生きていこうかと悩みました。
    そして、女性がライフステージの変化で自分の人生を諦めるなんて嫌だ!と思い、そこから副業・起業に至る道につながりました。
    大学生の時は、大手企業に入って良い会社に勤める人と結婚して、家を建てて子どもを産んで、それが幸せでしょ、と考えてていたことを思うと、本当に自分が予想していた人生とは真逆の道を進んでいます。でも、今がとっても楽しいです!
     
    現在妊娠7ヶ月なのですが、東京に引越して慶應義塾大学で大学院生もしています!幸福学の第一人者である前野隆司先生のもとで幸福学を学びながら、これからは女性の自己肯定感についての研究をしていく予定です。
     
    話は変わりますが、2022年にTED×Nagoya Uに登壇しました!正解を求めて生きてきた私が離婚・退職・上京と人生をフルリセットして気づいた「幸せに生きるために大切なこと」について話をしました。もしよければ見てみてね。
    https://youtu.be/SaalrFGgTIw
     
     
    【みんなに聞いてみたいこと】
    大学生の時にこのようにお話できる機会はなかったなと思います。みなさんが今悩んでいることや、卒業生に聞いてみたい!といったことがあればぜひ教えてください!
    これからよろしくお願いします。

  4. サン

    2週目、サンです!

    さて、つくしちゃん、みくさんの投稿を拝読しました。
     
    みなさん色々なことに挑戦し続けているのだなと思い、少し驚きました。私の周囲の友人たちは、あまり挑戦しないタイプの子が多いからです。とても新鮮な気持ちになりました。
     
    つくしちゃんの今勉強していることについて、とても興味深く感じました。
     
    また、みくさんの経歴もとても興味深く……大手企業・駐在妻と聞くと、私たち世代の女子たちには1番キラキラ輝いて聞こえるフレーズで、私も少し憧れがあります。でも逆にワードが強すぎて、想像が追いつかない部分もあります。みくさんの投稿を読んで、それに気がつくことができました。
     
    他人が見ただけではわからない葛藤や苦しみがあるのに、少し聞いただけ、SNSで見ただけのキラキラした世界に憧れる人が多いと思います。特にInstagramを見ているとそれを強く感じます。生活の良い所だけを切り取って投稿しているだけなのに、それが全てだと思ってしまう……。SNSの影響で現実と理想の乖離が大きくなってきているように感じます。みなさんはどう思いますか?
     
    最後に、お二人の質問に答えて終わりたいと思います。私は食べることが大好きなので、美味しいものを食べるために出かけることが多いです。食べるものと行く場所だけを大まかに決めて、他は何も決めずに弾丸でどこかへ出かけることが好きです。
     
    今悩んでいることは、後期から始まる上海への交換留学に対する不安です。どのような地域なのか、どのような人がいてどのような匂いがするのか………謎に包まれているので、正直かなり不安です。
    みくさんは海外旅行に色々と出かけられたことがあるそうですが、こういった不安感はありましたか?このような時はどう乗り越えましたか?
    ぜひお聞きしたいです!

  5. つくし

    こんばんは!つくしです!

     
    蒸し暑い日が長く続きますね。
    最近は毎日クーラーの効いた部屋で、ダラダラとインドア生活をしています(笑)就活から解放されたご褒美に漫画の一気読みをしているのですが、今は「SLAM DUNK」にドハマりしています。バイト仲間で回し読みをしていて、少し遅いですがブームがきています!
    みなさんは、いかがお過ごしでしょうか。
     
     
    【みくさんの投稿を読んで】
    行動力があって、自分の気持ちを大切にできる方だな~!という印象を受けました。私は流されやすいところがあるので、自分の意思で決定→行動できる姿に憧れます。私も来年からいよいよ社会人になり、銀行で働きます。自分らしい生き方を模索しながら、仕事もプライベートも充実させられるといいなと思います。
     
    私の最近の悩みは、卒論が上手く書けないことです。研究したいことが色々とありすぎて、資料を大量に読んでいたら、テーマも壮大になり……まとまりのある文章を書くのに苦労しています。みくさんはどのように卒論に取り組んでいましたか?
     
     
    【サンちゃんの投稿を読んで】
    「SNSの影響で、現実と理想の乖離が大きくなってきている」とのお話がありましたが、利用しているサービスによって、違いがあるのかも…!と思いました。
    私はTwitterを利用しているのですが、現実の闇的な部分に多く触れています(笑)キラキラした世界の裏側を、“あえて”強調して見せるような投稿を見かけます。
    また、匿名性を利用して自分をさらけ出している方が多い気がします。友達や家族には見せたくない、自分の別の一面を認めてくれるところはよいなと思います。
     
    一方、Instagramは「そういうことしか投稿しちゃダメなの!?」というくらい、世界全部が輝いてるイメージがあります(笑)これは誰もが憧れてしまいますよね。写真がメインなことも驚きです!
    キラキラしている理由の1つとして、リアルな知り合いと繋がっていたり、私生活を切りとった写真を載せたり、匿名性が高すぎないことも影響してるのかなと思いました。「自分を見られるから、ちゃんと着飾ろう!」というような感じなのでしょうか。
    利用する人の目的はさまざまで、集まる人によってサービスの特色が出てくるのは面白いですね!
    言葉遣いにまで差がある気がします。
     
     
    【最後に】
    言葉繋がりで……「SLAM DUNK」で心に刺さった名言をご紹介します。
    「俺に今できることをやるよ!! やってやる!!」
     
    とある試合で、チームの大黒柱であるキャプテンが思わぬアクシデントにより一時離脱。代わりに急遽出場した主人公が放った一言です。
     お調子者で少し自己中心的だった彼が、自分に与えられた役割をこなそうと”チームのために”という気持ちを表した言葉に感動しました。私も期待されると気負いすぎて、実力以上のことに手を出して失敗してしまうことがあるので、主人公のように、自分に今できることを精一杯こなせばいいんだ!と勇気をもらいました。
     
    皆さんはこれまで、漫画やドラマのセリフ、歌詞、芸能人や歴史上の人物の言葉など、心に残った名言・格言はありますか?
     私は、自分で作った「名言集」に気に入った言葉を書き溜めておいて、よく元気をもらっています。言葉には、時に誰かの心を揺さぶる不思議な力が宿っているのかな、と思います。

  6. 安藤 美玖

    みなさん、こんばんは〜あっという間に6月も最終日!

    一年の半分がもう過ぎるのか〜と、いつもこの時期は驚きます。みなさんはどのような半年だったかな?
     
    私は2月に妊娠が発覚、3月に引っ越し、4月から大学院という未知の生活の連続でした。その中で思うことは「経験したことがない事は怖いけれど、挑戦し続けることは面白い」です。
     
    どれだけ挑戦を繰り返しても挑戦する怖さや不安が消えることはなく、むしろそのどきどきを楽しめるようになってくると面白いな〜と。
    最初は「会社経営×妊婦×大学院」なんて無理じゃない?何かをあきらめなきゃいけないのかな?と思っていたけど、どんなときも周りの意見や無理だと言われる声よりも、自分がどうしたいかが大切だな〜と感じる日々です。
    周りからの評価や人からどう見られるかよりも、自分がどうありたいのか?それを軸に生きていけるとサステナブルな自分の幸せに繋がっていくな〜と感じて、タイトルをつけさせてもらいました!
     
    そして、二人の投稿もとても興味津々に読ませてもらいました。
     
    【サンちゃん】
    Instagramの世界ってキラキラ見えるよね!わかります!(笑)現実と理想の乖離を感じるという意見、とても面白いな〜と思いました。特に日本や韓国のSNSの使い方はそれが象徴的な気がしていて、フォロワーが伸びる人たちも憧れや共感を生める人が伸びていくという面白い傾向があります!これももしかすると、自分軸ではなく誰かの人生に憧れたり、模擬体験することを目指すことで起きている現象なのかもしれませんね。他人や結果ではなくて、自分とプロセスにフォーカスすることができる人が増えたら、みんなとてもHAPPYだなと感じている私です。
     
    【つくしちゃん】
    私もスラムダンクは映画で初めて観て、漫画も読みたくなっています。何巻まであるのかな!?読み始めたら止まらない気がして悩んでいます(笑)
    そして、私が好きな名言についてもぜひ紹介させてください。私は昔から名言が書かれた本や、エッセイ本が大好きで、マザーテレサの「小さなことを大きな愛で」という言葉がとても好きです。自分に大きなことはできないけれど、目の前の人を大切にして、小さなことでも想いを込めて届けようと日々過ごしています!
     
    みなさんの好きな言葉を聞けるのをとても楽しみにしています。
     
    【二人に聞いてみたい】
    最近「ありのままの自分」について考えることが多いのですが、二人はどういう時にありのままの自分を感じますか?
     
    そして、どんな時にありのままでいられなくなりますか?
    根本的なところで心が動くというのはとても大事。会社に入ると外部からの矢印が増え、感情で感じるよりも頭で考えることが増えてしまいます。自分の本心、好奇心、感情に素直に動くことが、大人でもありのままで生きるためには大事だなと考えています。
    もっとみなさんが個性を生かしてのびのびと輝く社会を作っていけたらいいな〜と思うので、最近の学生さんの意見も聞いてみたいです。

  7. サン

    3巡目、サンです。

    本格的な夏に入り、暑い日が続きますね。
    この三連休、私は初めての韓国旅行に行ってきました。家族で行ったのですが、トラブル続きであまり楽しめず……今度は1人か友達と行ってみたいと思います。
     
    みくさんの投稿について。
    「どんなに挑戦し続けても不安は消えることはなくて、それも楽しめるようになると面白い」
    まさに、私もそう思います!ドキドキ感も楽しみながら人生を過ごしたいとは思いますが、今現在ではそうなれるビジョンは見えず……
    もっと挑戦し続けて、不安の先にあるものに対する具体的なイメージを持てるようになったら、楽しめるようになるのかな?と自分なりの解釈をしてみました。挑戦し続けることは本当に疲れることだと思いますが、逆に「不安も人生として楽しむ」ことを目標にしてみるのもいいかなと思いました。
     
    さて、タイトルにつけた「ありのままの自分」について。私は「ありのままの自分」がまだよくわかっていません。皆さんは「ありのままの自分」を知ってますか?
    たまに、人によって自分の態度や話の内容、果ては性格まで変わっているのではないかと思う時があります。そういう時、ふと「多分、今はありのままの自分じゃないんだろうな」と思うことはあっても、いざ「ありのままの自分」が何かと言われると難しいと思いませんか?
    それは決して悪いことではなく、その考えを突き詰めるべきなのだと私は思っています。自分が何が好きで、何を面白いと感じて、何をつまらないと思うのか。趣味や好みの話ではなくて、もっと根本的にどのようなことで感情が動くのかを考える。これがありのままの自分を探すために必要なことだと思います。
    でも、意外と自分のことは自分ではわからないんですよね。

    例えばみなさん、自分の癖を全部知っていますか?
    友達の話を聞く時はどこを見ていますか?自分のコンプレックスが相手にどう見られているか、知っていますか?
    わからないことばかりです。
    私は、よく友達に電話をして、聞いてみます。自分を率直に客観的に見てくれる人の話を聞いて、自分の理解を深めるのも面白いです。相手にはこう伝わっている、見えているということを聞いて、その理由を考えたりそれについて話し合ったり、逆に私が見えているその子について話したりもします。
     
    こういう話をして自分を知っていくのも、「ありのままの自分探し」の一つの道だと思います。
    ありのままの自分さえ分かれば、きっと自分らしく生きるのは難しいことではないと思い、私は自分を掘り下げている最中です。「人間になる」とはそういうことだと思います。
     
    最後に
    大学生は人生の夏休みとも言われますから、モラトリアム期間に何を学ぶかが社会で大事になると思って行動してきました。
    今しかできないことをし続けて、最後はどう転んでもいい結果になるように頑張っていきたいと思います!

  8. つくし

    3巡目を投稿します!つくしです!

     
    みくさんの問いかけ、「ありのままの自分とは何か?」について考えてみました。
     
    私は人からどう思われているのか、かなり気にしてしまう人間です。そのため、誰にでも“いい人”だと思われるよう、基本的に人前で本音を言うことがありません。愚痴すら怖くて滅多に言わないかもしれません……
    就活でもバイトでも学校でも、本性を隠し続ける生活が続くと本当の自分が分からなくなります。
    元からこんな人間だったかも!と思えてきて……もはや、猫かぶりのスペシャリストですね(笑)
    人や場に合わせてコロコロ人間が変わるので、いざ「ありのまま見せて!教えて!」と問われると困りました(笑)

    未だに自分で自分がよく分からず、「私、実はこういう人間です!」と説明はできませんが、代わりに自分らしくいられると思う時をお話ししたいと思います。
     
    やはり、本当の自分と向き合えるのは「一人の時間」だけのような気がします。理由は単純で、人目を気にする必要がないからです。
    趣味に没頭する時間や、一人旅で誰も自分を知らない場所に行った時、好きな絵を描いて作品で個性を出してみることもあります。色々な人の作品を見ていても、その人の“個”が出ていると感じることが多いです。文字より込められる情報量が多く、絵は見ても描いていても奥が深くて面白いです。あとは、ネット上で匿名で何かを投稿する時です。絶対に会うことがない、この先に関係を築く必要がない人の前であれば大丈夫。
     
    これから待ち受ける社会人生活もそうですが、人と関わって生きていかなければならないと思うと、自分を押し殺してでも円滑なコミュニケーションが求められているのかなと考えてしまいます。
     
    ですので、これからも一人の時間は大切にしたいと思っています!幸いなことに、私はもとより一人が好きで夢中になれることもあります。人目を気にせず何かに没頭しながらありのままの自分と向き合い、少しずつ自分という人間を理解・発見していきたいです。
    自分について考えるきっかけをくださり、ありがとうございました!

  9. 安藤 美玖

    自分が大学生の時、思っていることや意見をこれだけ自分の言葉で語れたかな?と考えると、二人のことを改めて尊敬します。

    私も大学院の研究テーマになりそうな「ありのままの自分」について日々考えているのですが、二人の話も聞きながらやはり誰からどう見られるか?嫌われないか?周囲からの目や世の中の正解をとても気にしてしまうよな〜と改めて感じました。
    つくしちゃんの「一人でいる時間や匿名で何かを発信できるとき」にありのままの自分を感じるというのもとても大切な視点だなと気付かされました。
    実際に大学院のゼミで「どのような時にありのままの自分でいられると感じる?」についてブレストした時にも、一人でいる時間をとても多くの方があげていました。
     
    そして、サンちゃんの「自分を知っていくのも『ありのままの自分探し』の一つの道なのではないかなと!」という意見もとても大切な視点だなと私は思っています。
    心を許せる人との対話やつながりの中で、ありのままの自分に気付いたり還っていく感覚にも近いような気がしています。
    私の大好きな本で「本当の自分を生きる」という本があるのですが、そこにも「本当の自分を生きるというのは、自らの人生の目的を生きることであり、ホームに還るということでもある」という記載があります。
     
    大人になればなるほど、色々な世界を見れば見るほど、結果や評価を気にすればするほど、なんだか自分らしくいられなくなる人が増えているのではないか?と感じます。でも、本来人間は幸せになるために生まれてきたのだとしたら、自分以外の誰かや社会のためを目的に置いて動くのってどうなのだろう、と感じませんか?
    とはいえ、社会と関わりながら人間関係を築いて生きていかなくてはいけないので、自分が自分らしくいられる場所をみなさんが少しでも意識して持てるといいのかもしれないな〜と、二人とやりとりをする中で感じました。
     
    私が自分らしくいるために大切にしていることは、
    ✔︎ 感情の可視化(思っている事をノートにジャーナリングする)
    ✔︎ 感情の対話(頭で考える議論ではなく、感情を素直に話す時間を作る)
    ✔︎ 目的の明確化(何かをするときに、なぜそれをやるのか?やりたいのか?を考える癖をつける)
    ✔︎ 違和感の言語化(なんか違うと思ったら立ち止まって考える時間をとる)
    ✔︎ 余白や余裕のある暮らし(自分が心地よい時間を日常に意識的に作る)
     
    この辺りを意識をして過ごしているな〜と感じました。
     
    私から書く最後の交換日記になりますが、素敵な二人と出会えてとっても嬉しかったです。
    このご縁を大切に、これからも一緒に色々な話ができたら嬉しいです!

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