生活環境デザイン学科:学生のアイデアがカタチに。工場オフィスのリニューアルプロジェクトが、第39回日経ニューオフィス賞の「中部ニューオフィス奨励賞」を受賞

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このニュースのポイント

  • 生活環境デザイン学科の𣘺本研究室の学生が企業と協力して取り組んだ工場のオフィスリニューアルプロジェクトが、第39回日経ニューオフィス賞の「中部ニューオフィス奨励賞」を受賞しました
  • 企画・設計だけでなく施工にも参加し、実際に使われる空間づくりを経験しました
  • 建築・インテリア・家具・空間デザインの分野で求められる、企画力、提案力、コミュニケーション力、実践力を身に付けます

学生と企業の共創から始まったオフィスづくり

椙山女学園大学生活科学部生活環境デザイン学科の𣘺本雅好准教授の研究室が取り組んだ工場オフィスのリニューアルプロジェクトが、第39回日経ニューオフィス賞の「中部ニューオフィス奨励賞」を受賞しました。
 
このプロジェクトは、愛知県豊川市に本社を置くシンニチ工業株式会社と連携して取り組んだもので、約4年にわたり発展してきた産学連携活動です。同社のオフィスや休憩室、食堂、会議室など、社員が日常的に利用する空間をより快適で魅力的な場所へと生まれ変わらせることを目指して進められました。
 
今回受賞したのは、同社の穂ノ原工場で実施されたオフィスリフォームプロジェクト。学生、企業、地域の企業が協力しながら空間づくりに取り組んだ点が高く評価されました。

廃材を生かし、働く人のための空間を提案

プロジェクトでは、パイプの製造過程で発生する端材や不具合品を、家具や空間を区切る部材として再活用しました。また、地域のガラスメーカーや材木店などとも協力し、廃ガラスや木材などの素材を組み合わせた空間づくりに挑戦しました。
 
完成したオフィスには、社員同士の交流を促す「YURAGI」、落ち着いて考え事や作業に集中できる「COCOON」、人数や用途に応じて自由に使える会議空間「AMOEBA」が設けられています。
学生たちはデザインの美しさだけでなく、「どのような場所なら人が集まりたくなるのか」「新しい発想が生まれる空間とは何か」を考え、対話を重ねながら提案を形にしていきました。

予算や納期のある本物の仕事を経験

このプロジェクトの大きな特徴は、学生が実際の企業プロジェクトに参加したことです。
学生たちは現地調査から企画提案、設計、施工までを担当しました。実社会では、予算や納期、安全性、利用者の要望など多くの条件を考慮しながら進める必要があります。こうした実践を通して、学生たちは企画力や提案力だけでなく、多様な立場の人と協力しながらプロジェクトを進める力も養いました。
 
今回の受賞は、学生の柔軟な発想と企業の技術力、地域の協力によって生まれた成果です。
生活環境デザイン学科では、教室で学んだ知識や技術を社会の中で実践し、人や地域、企業と協力しながら課題解決に取り組む学びを重視しており、今後も実践的な学びを展開していきます。

受賞概要

  • 賞名:第39回 日経ニューオフィス賞
  • 受賞名:中部ニューオフィス奨励賞
  • 対象施設:シンニチ工業 穂ノ原工場
  • 発表日:2026年8月5日
  • 主催:一般社団法人ニューオフィス推進協会、日本経済新聞社

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