子ども発達学科:教員が、ドイツの小学校で国際アートプロジェクトに参加—自然をテーマに日本とドイツをつなぐ
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このニュースのポイント
- 教育学部の教員が、ドイツと日本の小学校をつなぐ国際アートプロジェクトに参加しました
- ドイツと日本の小学生が、葉や樹皮などの自然素材を使ったアート制作を通して、異なる文化や考え方への理解を深めました
- 教育学部では、この国際交流プロジェクトの成果を授業で活用し、異文化理解や国際交流など教育現場で求められる広い視野を養います

自然をきっかけに広がる国際交流
ドイツ・ラインラント=プファルツ州のニーダーブロンバッハ小学校と椙山女学園大学附属小学校の両校が、教育文化交流を目的としたアートプロジェクトを実施しました。
この取り組みには、椙山女学園大学教育学部の磯部錦司教授、椙山女学園大学附属小学校のイミック新子教諭、中京大学のAlexander Imig教授らが参加。日本とドイツの子どもたちが「自然との関わり」をテーマに学び、それぞれの文化や価値観に触れながら学びました。
自然素材を使った創造的な学び
ドイツでは、8月26日にイミック教諭を中心に、現地スタッフと磯部教授が参加し、椙山女学園大学附属小学校では、イミック教諭が指導を実施。子どもたちは自然を見つめながら表現活動に取り組みました。
授業では、子どもたちが学校周辺で葉や樹皮などの自然素材を集め、それらを組み合わせて大型のコラージュ作品を制作。素材探しから作品完成までの過程では、自然を観察する力や仲間と協力する姿勢が育まれました。身近な自然の魅力を再発見するとともに、思い思いのアイデアを形にする楽しさを体験しました。
また、和紙を活用した作品の芸術家でもある磯部教授は、「Dialog of Life(生命の対話)」をテーマにワークショップを援助し、自然とのつながりを考えながら、自分なりの表現に挑戦する機会を提供しました。
芸術が生み出す異文化理解
完成した作品は、子どもたちにとって芸術表現の成果であるだけでなく、異文化理解を深める学びの題材にもなりました。ニーダーブロンバッハ小学校の校長は、「このプロジェクトは、言語や国境を越えて芸術や自然体験が人々を結び付けることを表している」と評価しています。さらに、プロジェクトの様子を記録した映像は、帰国後に椙山女学園大学附属小学校でも活用され、子どもたちは映像鑑賞を通してドイツの文化や生活について理解を深めています。
国際交流の事例を、教育学部の学びへ発展
今回の取り組みは、小学生同士の交流にとどまらず、大学教育にもつながっています。椙山女学園大学教育学部では、プロジェクトの記録や成果を授業で活用し、「アートを通した異文化交流」について学ぶ予定です。国際交流の事例を教材として取り上げることで、教育と芸術、国際交流のつながりを実践的に学びます。
椙山女学園大学では、こうした体験的な学びを通して、多様な価値観を理解し、これからの社会で必要とされる広い視野を育んでいます。