現代社会学科・文化情報学科:"多様な人が活躍するまち育て"について考える-名古屋・錦二丁目のエリアマネジメント学ぶ特別講義を開催
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このニュースのポイント
- 名古屋のまちなかで実際に行われている「まちづくり」の取り組みを学び、多様な人がつながることで地域が活性化する仕組みについて理解を深めました
- 地域づくりや行政、NPO、企業などで、人と人をつなぎながら課題を解決し、新しい価値を生み出す力を身に付けます

人と地域をつなぐ卒業生による特別講義
7月22日(水)、「まちづくり学」(担当:今村洋一教授)において、錦二丁目エリアマネジメント株式会社代表取締役の名畑恵氏を講師として招き、「多様な人が活躍するまち育て ~名古屋・錦二丁目のエリアマネジメント~」と題した特別講義を開催しました。
名畑氏は本学の卒業生。まちづくり会社やNPO(まちの縁側育くみ隊)の代表として、名古屋市中心部の錦二丁目エリアでエリアマネジメントに取り組み、ファシリテーターとして多様な人たちをつないできた「まちづくり」のプロフェッショナルです。当日は、まちづくりに関わることになったきっかけや、地域の人々をつなぐ活動について紹介していただきました。
多様な人がつながることで育つまち
講義では、錦二丁目で行われているさまざまな取り組みが紹介されました。ビルの屋上で行う野菜づくりは障がいのある人たちとの交流につながり、地域のカルタ制作は子どもと高齢者を結び付けています。また、まちの一斉清掃では周辺の事業所で働く人々が協力し合うなど、活動の一つひとつが新たな交流を生み出しています。
錦二丁目で行うこれらの取り組みは、新旧の住民や地域内外の人々の縁を育みながら、地域そのものの魅力や活力を高め、まちを育てていく活動につながっています。
「人が集う場」が生み出す新しい地域の姿
再開発によって生まれた高層マンションの周辺には、地域の人が気軽に集まれるカフェや広場(=まちの会所)が整備されています。こうした場所は日常的に「縁」を育む場となっていて、今では子育て世代の家族が訪れるなど、新たなコミュニティ形成にもつながっています。
かつて繊維問屋街として栄えた地域が、今では多様な世代が暮らし、子育て世代も生き生きと暮らせるまちへと変化している様子が紹介され、学生たちは人と人とのつながりが地域の未来をつくることを実感しました。

まちづくりの本質を学ぶ貴重な機会に
講義の中で名畑氏は、エリアマネジメントについて「どうにかこうにかすること」と表現しました。その言葉には、地域の課題に向き合い、多様な人々をつなぎながら解決策を見つけていく実践的な姿勢が込められています。
学生たちは、地域づくりに必要なのは大規模な開発だけではなく、人と人との関係を育むことだと学びました。今回の特別講義は、まちづくりや地域活性化に関心を持つ学生たちにとって、多くの気づきと学びを得る機会となりました。