現代社会学科: 偶然の出会いや経験が人生を変える—キャリア形成を学ぶ特別講義を開催
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このニュースのポイント
- 起業家として活躍する鬼木利瑛氏から、女性のキャリア形成や地域での活動について学修
- 人生の転機は予想外の出来事から生まれることもあると知り、自分らしい進路を考えるヒントを得ました
- 将来の進路選択や就職活動で、自分の興味や経験を前向きに生かしながら、新しい挑戦に踏み出す力につなげます

自分らしいキャリアを築くために
7月7日(火)、現代社会学科「市民活動論」(担当:谷口功教授)において、株式会社eight代表取締役の鬼木利瑛氏を講師に迎え、特別講義を実施しました。講義テーマは「誰もが創造的で豊かなキャリアを」。鬼木氏はこれまで取り組んできた市民活動やソーシャルビジネスの実践、そして女性のキャリア形成について、自身の経験を交えながら紹介しました。
地域の声に耳を傾けながら活動を発展
鬼木氏が代表を務める株式会社eightは、「誰もが創造的で豊かなキャリアを描けるよう、その伴走者でありたい」という思いのもと、行政や公的機関とのコラボ事業や、企業向けの研修や起業支援を行うなど、女性が自分らしいキャリアを築くためのサポートに取り組んでいます。起業以前には、個人事業や市民活動として、子育て中の女性を対象としたイベントやコミュニティづくりを実施してきました。その中で、地域ごとに異なる課題やニーズに合わせて活動の内容を柔軟に変えながら、より多くの人を支援できる仕組みづくりを進めてきたといいます。

「偶然」がキャリアの転機になる
鬼木氏は、自身のこれまでの歩みについて、「自分で決めたこと」「予期せぬ出来事」をマッピングして紹介。退職や子育て、家族の転勤に伴う移住など、自分で決めたことと予期せぬ出来事は関係し合っていて、一つひとつの出来事(点)を線でつなぐと新たな視点が生まれると話されました。また、講義では、「計画的偶発性理論」というキャリアの考え方も紹介されました。これは、人生やキャリアの80%は予期しない出来事によって形づくられるという考え方です。そして、「予期しない出来事は、後になって大切なきっかけだったと気づくことがあります。好奇心や粘り強さ、楽観性などを持ち、オープンマインドで行動することが、偶然の幸運を呼び込むことにつながります」と学生たちにメッセージを送りました。
学生たちが新たな視点を得る機会に
講義後の振り返りでは、「親と意見が異なるときはどうしたらいいか」「今はまだ具体的な将来の目標が決まっていないが、どうしたら見つかるか」など多くの質問や感想が寄せられました。今回の講義は、学生たちが将来のキャリアを考える上で、自分自身の可能性を広げる新たな視点を得る貴重な機会となりました。