現代マネジメント学科:歴史を未来へつなぐ挑戦。学生が考える戦争遺構の新しい可能性
ニュース
このニュースのポイント
- 熊本の戦争遺構をテーマに、学生が市民団体と意見交換し、保存と活用の方法を考えました
- 社会課題に対して、自分の考えを持ち、実現可能な解決策を提案する力につなげます

熊本の戦争遺構をめぐり市民団体とオンラインで意見交換
6月18日(木)、現代マネジメント学科の学生が、熊本市の陸上自衛隊健軍駐屯地内にある「旧三菱重工業熊本航空機製作所第一組立工場」(以下、旧工場)の保存問題について、くまもと戦争遺跡・文化遺産ネットワーク代表の髙谷和生氏と意見交換を行いました。
今回参加した学生は、学生チャレンジプロジェクト「平和学習における経済的視点の活用—ピースあいちと愛知・名古屋戦争に関する資料館との共創による探究向けアクティブラーニングの展開—」(責任教員:西田敏宏准教授)で、戦争遺構を平和学習に積極的に活用すること、観光資源化で保存費用を捻出することを提案しています。その学びを生かし、今回は熊本の旧工場の保存について考えました。
事例から学ぶ「活かしながら守る」保存の考え方
はじめに、観光経済学が専門の現代マネジメント学科の水野英雄准教授が、愛知県内の半田赤レンガ建物や豊川海軍工廠平和公園を事例に旧工場の観光資源化による保存の方法を紹介。続いて、髙谷氏から6月14日(日)に行われた市民見学会を踏まえて、旧工場の歴史文化財としての意義、九州の戦争遺跡の特徴、戦争遺跡保存の重要性、地域史の視点、社会・地域づくりの観点から説明を受けました。

学生ならではの発想で保存と活用の方法を提案
その後、旧工場の保存や活用について意見交換を実施。学生からは資料館として観光資源化する、保存に必要な資金をクラウドファンディングで集める、熊本県や熊本市等の行政に移管する等の提案がされました。
今後、学生は愛知県内の戦争遺構の事例を参考にして、旧工場の保存や活用の方法を具体的に提案する予定です。