現代社会学科:地元の「日常」を観光資源に、食文化から紐解く都市の魅力

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このニュースのポイント

  • 現代社会学科1年生が、名古屋の「純喫茶・和菓子・うどん」の名店を巡り、独自の進化を遂げた名古屋めしのルーツを探るツアーに参加しました。
  • 地元民にとっての「当たり前の日常」を、観光客を惹きつける「キラーコンテンツ」へ昇華させるプロの手法を学習。
  • 名古屋の食文化に精通したフリーライターの案内を通じ、メディア発信や地域ブランディングの視点を養います。
現代社会学科1年生が履修する実践型授業「名古屋まち歩きプロジェクト」。観光まちづくりのプロ「大ナゴヤツアーズ」とのコラボにより、地域の資源をビジネスや観光にどう活かすかを現地で学ぶ取り組みです。

今回は、名古屋が世界に誇る食文化をディープに体感する「『名古屋めし』三昧 はしごツアー」のフィールドワーク(5月30日開催)をレポートします。

「でら名古屋」なプロの案内で街を読み解く

観光ガイドブックの定番だけでなく、地元の人々に長年愛され続ける名店には、その街の歴史や人々の気質が凝縮されています。

今回のツアーの案内役を務めたのは、名古屋の食や文化に関する著作を多数持つフリーライターの大竹敏之さんです。様々なメディアで名古屋の魅力を発信し続けるプロフェッショナル。地下鉄丸の内駅からスタートした一行は、大竹さんの軽快で深い解説を聞きながら、ただ食べるだけではない「文化としての名古屋めし」を紐解く街歩きへと繰り出しました。

名店をはしご:五感で味わう「名古屋の食」

ツアーでは、丸の内周辺エリアの歴史ある名店3軒を実際に贅沢にはしごしました。

  • 伝統の和菓子: 名古屋を代表する老舗「美濃忠本店」を訪れ、職人の技が光る繊細な美しさと美味さに舌鼓。
  • レトロな純喫茶: 昭和の面影を残す「珈琲専門店蘭」の心地よい空間に浸り、独自の発展を遂げた名古屋の喫茶店文化のルーツを体験。
  • 愛される地元の麺処: 最後は「かどまる」を訪れ、名古屋ならではの麺文化を味わい、心もお腹も満たされる大満足の締めくくりとなりました。

店主や地域の人々とのリアルなコミュニケーションを通じ、学生たちは「独自の進化を遂げた食文化」がどのように地域に根づき、愛され続けているのかを肌で感じていました。

日常の風景を「キラーコンテンツ」に変える視点

地元の人にとって毎日の当たり前である「喫茶店に行くこと」や「お気に入りの和菓子やうどんを食べること」。これらは、適切なストーリーとメディアの手法が加わることで、外から人を呼び込む強力な観光資源(キラーコンテンツ)へと生まれ変わります。

地域の魅力をどう切り取って発信していくか。現代社会学科が大切にする「社会の新たな価値を発掘し、形にする力」を、美味しい記憶とともに深く刻んだ一日となりました。

この学科の学び