現代社会学科:老舗の知恵に学ぶ、身近な食材「海苔」を輝かせるローカルビジネス視点

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このニュースのポイント

  • 現代社会学科1年生が、大正9年創業の老舗「坂井海苔店」を訪れ、身近な食材「海苔」の奥深さを学びました。
  • 地元・東海エリア(伊勢湾・三河湾)が誇る、豊かな地域資源としての海苔の魅力を再発見。
  • 伝統食材を現代の食文化や観光コンテンツへと昇華させる、老舗問屋の経営戦略を体感します。
現代社会学科1年生が履修する実践型授業「名古屋まち歩きプロジェクト」。観光まちづくりのプロ「大ナゴヤツアーズ」とのコラボにより、地域の資源をビジネスや観光にどう活かすかを現地で学ぶ取り組みです。
今回は、堀川沿いにある「坂井海苔店ツアー《お餅編》」のフィールドワーク(5月23日開催)をレポートします。

「当たり前」の食材を地域資源として捉え直す

おにぎりなどで毎日身近な「海苔」ですが、普段その違いを意識する機会は少ないかもしれません。

学生たちが訪れたのは、大正9年創業の歴史を誇る「坂井海苔店」。講師を務めるのは、同社取締役の坂井宏さんです。大正から続く老舗問屋として「海苔の真の力を輝かせる」「料理する人を輝かせる」という経営理念を掲げる坂井さん。地元・東海エリア(伊勢湾・三河湾)がいかに良質な漁場に恵まれているか、そして海苔が持つ本来の美味しさについてお話を伺いました。学生たちは熱い想いに触れ、身近な食材に隠されたローカルビジネスの可能性を学びました。

五感をフルに使った「焼き体験」と「マリアージュ」

お話のあとは、海苔の魅力を五感で体感する実践プログラムへと移りました。

  • 海苔焼き体験: 学生自らが海苔を焼き上げ、香ばしい香りが立ち上る瞬間を体感。
  • 5種類の食べ比べ: 厚み、歯切れの良さ、産地や「何番摘みか」による劇的な違いを比べ、どんな料理に合うかを考察しました。

最後には、食べ比べとは異なる5種類の海苔をお土産として受け取り、学生たちはその奥深さを自宅でも探求すべく嬉しそうに持ち帰っていました。

価値を伝える「ストーリー」の重要性

普段何気なく買われている海苔も、「産地の物語」や「こだわり」を体験として編集することで、全く新しい価値を持つ魅力的な観光・商業コンテンツへと生まれ変わります。

単なる売り物としてではなく、人々の暮らしを輝かせるためのアプローチを現場で学ぶ。現代社会学科が大切にする「地域の魅力を引き出し発信するための生きた視点」を、老舗の知恵から深く学んだ一日となりました。

この学科の学び