現代社会学科:外国にルーツをもつ子どもたちと本学学生が地域の魅力を発信—多文化共生ツーリズムマップづくりを通じた地域共創—

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このニュースのポイント

  • 現代社会学科 小林ゼミの学生が、外国にルーツをもつ子どもたちと協働し、地域を取材して魅力を発信する「多文化共生ツーリズムマップ」を制作しています。
  • 地域課題や情報発信を学び、企業や自治体で活躍できる企画力や、チームで連携して取り組む力を身に付けます。

現代社会学科 小林ゼミでは、トヨタ財団特定課題「豊田市発!産官学連携による在留外国人定住化に向けた多文化共生次世代育成」の一環として、地域と連携した多文化共生の実践に取り組んでいます。

2026年4月11日(土)、保見団地にて、日系ブラジル人の子どもたちの居場所づくりを行っている一般社団法人JUNTOSおよび豊田市と連携し、交流会を実施しました。交流会では、4月25日に実施する「多文化共生ツーリズムマップ」取材遠足に向けて、豊田市における外国にルーツをもつ子どもたちの現状や地域課題について理解を深めました。
  • 取材遠足前の保見の子どもたちとの交流

「多文化共生ツーリズムマップ」は、外国にルーツをもつ子どもたちと本学学生がともに地域の魅力を発見・発信し、豊田市の観光振興やインバウンドを一緒に盛り上げていくことを目的として、小林准教授のグループが進めているプロジェクトです。これまでにも、本学学生と外国にルーツをもつ高校生が協働し、小原地区での取材遠足などを実施してきました。

4月25日(土)には、本学学生と保見地区の小中学生を中心としたメンバー計30名で、豊田市稲武地区を訪問しました。移動中のバス車内では、学生と子どもたちが和やかに交流を深め、現地到着後は、ブランド米「ミネアサヒ」で知られる稲武地区にて五平餅づくりを体験しました。地域で長く親しまれてきた郷土の味を学び、自分たちで作った五平餅を皆で味わいました。
  • 五平餅を作って

  • 皆で楽しく焼いて

  • 美味しくいただきました!

その後は、竹馬など昔ながらの遊びを通じた交流や、町歩きによる地域の歴史・文化の学習、地元食材を活かした特産品の取材などを行い、学生と子どもたちが互いに学び合いながら、稲武の魅力を体感しました。
  • 竹馬にも挑戦!

  • 稲武のまちの魅力を体感

現在、本学学生が取材内容をもとに記事制作を進める一方で、保見の子どもたちはツーリズムマップに掲載するメッセージを作成中です。今後は、ホームページを彩るイラスト制作にも取り組む予定です。
外国にルーツをもつ子どもたちが増加する中、本プロジェクトでは、子どもたちを「支援を受ける側」として捉えるのではなく、「地域をともに創っていく存在」として位置づけています。学生・地域・行政・市民団体が協働しながら、多文化共生社会の新たなかたちを地域から発信していきます。 

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