現代社会学科:日間賀島「第3回オーシャンピック」に本学学生が参加 — 準優勝の活躍と環境意識の深化 —

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環境×観光をテーマにした地域連携イベント「オーシャンピック」に現代社会学科の学生が参加。
実践的な学びを通してチームワークを発揮し、準優勝を果たしました。
4月18日(土)、愛知県・日間賀島において開催された「第3回オーシャンピック」に、本学学生が参加し、優勝に僅差で準優勝(第2位)という優れた成績を収めました。
チームを代表して3年生の九鬼萌々花さんが日間賀島観光協会から 準優勝の表彰目録を受け取りました。
炎天下の中、チームワークを発揮し準優勝したAll椙山チーム。 フグ(福)とタコ(多幸)の島である日間賀島シンボル・マスコットと記念撮影。
本イベントは、「観光 × 島の環境美化 × 競技」を融合させた新感覚のごみ拾いイベントであり、日間賀島観光協会が推進する持続可能な地域づくりプロジェクト「うみとしまから」の一環として実施されています。単なる清掃活動にとどまらず、観光要素と競技性を組み合わせることで、島内外の参加者が楽しみながら環境問題に向き合う機会を創出している点に特徴があります。

本イベントへの参加は、現代社会学科小林かおり准教授が、コミュニティベースの海洋環境保全に関する研究を通じて日間賀島の方々とつながりを有していたことがきっかけとなり実現しました。当日は、椙山女学園大学から8名が参加し、さらに研究でつながりのある金沢大学からも2名が加わり、計10名で競技に臨みました。参加者は、All椙山チームと、椙山女学園大学と金沢大学による混合チームの2チームに分かれて参加しました。
競技では、制限時間内に島内を巡りながら、ごみの回収量や種類、指定ポイントの通過状況に応じて得点が加算されます。可燃・不燃ごみの重量に加え、吸い殻やスタンプポイントなどにも得点が設定されており、戦略性と協働的な判断力が求められる競技形式となっています。

そのうち、ALL椙山チームは女子学生のみで構成されたチームであり、回収物の中には大きく重いごみも含まれる競技環境の中で、綿密な事前準備と高い協働性を基盤に、状況に応じた柔軟な判断と役割分担を実現しました。こうした実践的なチームワークの発揮により、最後まで優勝を争う接戦の末、準優勝という成果を収めました。

参加した学生からは、「とても楽しく、来年もぜひ参加したい」「海洋環境問題を自分事として考えるきっかけになった」といった声が聞かれ、体験を通じた学びの深化が確認されました。競技としての達成感とともに、海洋ごみ問題や地域環境の保全に対する関心が高まったことは、大きな教育的成果といえます。
 
  • All椙山チームのメンバー

  • 椙山&金沢大混合チームのメンバー
    活動を通じて地域の人との交流はもちろん、他学との交流も実施

オーシャンピックは、観光協会によるビーチクリーン活動に加え、漁業関係者や地域住民の協力のもと、「島全体で環境問題に取り組む」ことを目指した取り組みです。漁業・観光・環境という複数の要素を横断的に結びつけることで、地域の持続可能性を支える新たな枠組みとして注目されています。
日間賀島主催者の皆様から参加者へ感謝の言葉が述べられました。
本学においても、このような地域連携型の実践的活動は、教室内での学びを現実社会の課題へとつなげ、学生の主体的な問題発見・解決能力を育成する重要な機会と位置づけています。とりわけ、多様な主体との協働を通じて課題に取り組む経験は、これからの社会において求められる実践的能力を育成するうえで貴重な取り組みです。今後も、学生が地域社会と関わりながら学びを深める機会を積極的に創出し、次世代の担い手育成につなげていく予定です。