現代社会学科:エリアプロモーション・プロジェクト(3) -大須商店街の復活物語と路地裏散歩ツアー-

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11月30日(日)、「エリアマネジメント論」(今村洋一教授)を履修する現代社会学科2年生らが、大須案内人の吉田和正さんのガイドによる「大須商店街・裏路地ツアー」に参加しました。
これは、現代社会学科と大ナゴヤツアーズとのコラボ企画「エリアプロモーション・プロジェクト」の1つで、学生たちがそれぞれツアーに参加し、エリアの魅力とツアーの魅力の両方を伝えるパンフレット制作をおこないます。
ツアーは大須観音の境内からスタートし、それから約2時間。大須観音が別当寺である北野神社、小さなカフェやBarが並ぶ路地、芸処なごやの中心である大須演芸場、名古屋市初の公園である那古野山古墳公園、赤門通りの由来となった大光院、防火壁で戦争中の空襲被害を免れた富士浅間神社、織田信長の菩提寺である總見寺、紙張地蔵尊のある陽秀院、5本柱の屋根のつく大須商店街ふれあい広場、織田氏の菩提寺である万松寺、縁結びで有名な三輪神社、矢場町の由来となった矢場跡まで、大須商店街を縦横無尽に歩き尽くし、それぞれの場所の物語を聞かせていただきました。
買い物や食べ歩きで訪れる大須商店街。一歩、裏に入れば、江戸時代から続く寺町の名残や歴史が感じられ、いつもと違って見えてきます。海外からの観光客も多く、いつも賑わっている印象の大須商店街ですが、かつては客足が少なくなっていた時期もあり、商店街の人々の努力で復活した物語があることも、今回のツアーで知ることができました。今後、このツアーのパンフレット制作に、学生一人一人が取り組みます。