外国語学部:トークイベント「江戸と令和の粋と野暮~それ粋?野暮?べらぼう?~」に伊藤信博教授と吉井千周教授が登壇しました

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12月7日(日)、名古屋市中区の青少年文化センターにて、トークイベント「江戸と令和の粋と野暮~それ粋?野暮?べらぼう?~」が開催され、外国語学部の伊藤信博教授と吉井千周教授が登壇しました。

今期大河ドラマでも取り上げられている江戸の人々の美意識「粋」と「野暮」を手がかりに、両教授はそれぞれの専門である文学・芸術・社会思想の視点から、江戸の町人文化や価値観をわかりやすく解説しました。トークの後半では、SNSやファッション、人間関係のマナーなど、現代の日常場面を具体例に挙げながら、「令和の粋」とは何か、「野暮」とはどのような振る舞いかについて、参加者とともに考えました。
当日は、市民の方々や高校生、本学学生など多様な参加者が集まり、対話形式で笑いを交えた進行のなかで、時代を超えて受け継がれる感性や、美意識が生き方やライフスタイルに与える影響について理解を深めました。参加者からは「『粋』をこれからの自分の生き方のヒントとして考えたい」「江戸と現代がつながっていることが実感できた」といった感想が寄せられました。

外国語学部では、今後も地域と連携しながら、言葉や文化を通して新たな気づきを提供する機会を継続的に企画・実施していきます。