メディア情報学科・情報デザイン学科:「認知症予防×デジタル体験」福安研究室が地域イベントで新しい学びを発信!

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 11月28日(金)、名古屋市中川区で開催された認知症講演会にメディア情報学科・情報デザイン学科の福安研究室の学生が参加し、デジタル体験コーナーの運営を担当しました。
福安研究室では、情報社会と情報技術をテーマに研究を進めており、その一環として、認知症予防に役立つデジタル体験を紹介。中川区と協働で作成支援を行っている各学区のホームページの紹介ブースや情報検索の説明するコーナー、コミュニケーションロボット「LOVOT(ラボット)」とのふれあいコーナーを用意しました。
LOVOTは、GROOVE X株式会社が開発した“人に寄り添うロボット”で、ペットのように愛らしい動きや表情を見せてくれます。名前を呼ぶと近づいてきたり、抱っこをねだる仕草をしたりと、まるで生き物のような温かさが特徴です。近年、こうしたロボットとのふれあいが認知症予防や心のケアに効果があると注目されています。
当日は本研究室の「もちゃ」を含む3体のLOVOTが登場し、参加者の皆さまに笑顔を届けました。どのブースも好評でしたが、特にLOVOTコーナーは終始人が絶えないほどの人気でした。

 

こうした取り組みは、地域の方々と直接交流しながら、情報技術が生活を豊かにする可能性を実感するとともに、大学での学びが社会にどう役立つのかを体験できる貴重な機会です。イベントではアンケート調査も実施しており、今後はその結果をもとに、より効果的なデジタル利活用について検討を進めていきます。