子ども発達学科:「就職報告・交流会」を開催~3年生が採用試験の“リアル”を4年生から学ぶ機会に~
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第1部では、教育学部の清葉子准教授が、公立・私立それぞれの採用試験の情報収集方法、準備の進め方、年間スケジュールの見通しなどを丁寧に説明しました。今後本格的に就職活動を迎える3年生にとって不安になりやすい「試験の流れ」や「事前準備の具体例」について、やさしく分かりやすい言葉で解説し、学生たちは配布資料に熱心にメモを取りながら耳を傾けていました。
第2部の交流会では、志望する市町村や園種ごとにグループに分かれ、4年生と3年生が直接対話する時間が設けられました。4年生からは、「なぜその地域を受験したのか」「筆記試験で役立った勉強方法」「緊張しやすい実技試験で心がけたこと」「就活中に気をつけておくと良いポイント」など、実際の体験を踏まえた具体的なアドバイスが次々と語られました。3年生からは「面接ではどんな質問が多かったですか?」「実技の練習はいつから始めましたか?」などの質問が途切れることなく上がり、真剣な表情の中にも安心した笑顔がのぞく、温かな雰囲気に包まれました。
参加した3年生からは、「不安が解消され、先輩方に続いて自分も頑張ろうと思った」「実際に合格した先輩の話が何よりも参考になった」との声が多く寄せられました。また4年生にとっても、自身の経験を振り返り、後輩の力になることで改めて成長を実感する機会となりました。
教育学部では、今回の就職報告・交流会に加え、社会連携センターが実施する対策講座、学部による模擬面接、学力向上対策講座(筆記試験・小論文)、実技指導(ピアノ・保育実技)など、学生一人ひとりに寄り添った支援を継続して行っています。これらの手厚いサポートにより、本学の幼稚園教諭・保育職への高い合格率が維持されています。今後も学生が安心して将来へ進むことができるよう、充実したサポート体制を整えていきます。

