現代社会学科・文化情報学科:【現場のプロが教える業界特別講座7】一流ホテルの“舞台裏”から学ぶおもてなしの本質 ~ヒルトン名古屋でバックヤードツアーを実施~

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1021日(火)、現代社会学科・文化情報学科の専門教育科目「実務応用演習B(旅行商品企画)」(担当:中尾肇講師/阿部純一郎教授)で、ヒルトン名古屋にてバックヤードツアーを実施しました。この学外授業は、世界を代表するホテルブランドであるヒルトンの運営について実践的に学び、ホテル業界への理解を深めるとともに、学生一人ひとりのキャリア形成に生かすことを目的としています。

 

当日、寺見隆副支配人、堀尾真理子営業部副部長、コルビ・クリストファー営業課長の案内で、普段はお客様が立ち入ることのできないエリアを見学しました。フロントやスイートルームをはじめ、エグゼクティブラウンジ、従業員食堂、営業部、予約担当、財務経理など、多岐にわたる部署を訪問。表舞台だけでは見えない、ホテル運営を支える多くの人の努力や連携を間近で感じる機会となりました。

ツアー後には、ヒルトンの歴史や企業理念、福利厚生、人事制度などについてのレクチャーも行われました。特に「地球という星をおもてなしの心で温かく照らしつづけます」という創設者コンラッド・ヒルトン氏のビジョンは、学生たちに深い印象を残しました。
質疑応答では、語学力の必要性やシフト勤務の実際など、働く上での具体的な質問も多く出され、学生の関心の高さがうかがえました。

今回のバックヤードツアーを通して、学生はチームワークの大切さや一流のサービスを支えるプロ意識を学び、ホテル業界への理解をさらに深めました。
また、「お客様に喜んでいただく仕事とは何か」という視点から、自らの将来像を考えるきっかけにもなりました。旅行・ホテル・観光業に関心を持つ学生にとって、今回の学外授業は大きな刺激と成長の場となりました。