現代社会学科:女性のライフプランとキャリアをデザインする~ゲーム教材を通じて「私」の未来を考える~

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 10月15日(水)、「国際化とキャリア」(担当:現代社会学科・小林かおり准教授)の授業において、ライフプランを視野に入れたキャリアデザイン力を身に付けることを目的とした特別授業を、第一生命保険株式会社の協力のもと実施しました。講師を務めたのは、本学卒業生の西垣優希さんです。
 
学生たちは、オンライン形式の「ライフサイクルゲーム」を通して、結婚や子育て、仕事、介護や老後といった多様なライフイベントに加え、病気・けが・災害、さらには架空請求詐欺や消費者トラブルなど、日常ではあまり意識しないものの実際に起こりうる人生のリスクについても学びました。同時に、お金の使い方や日ごろの備えの大切さを理解し、さまざまな人生設計のあり方を考える機会となりました。
グループワークの時間には、講師の西垣さんが各グループを回り、学生たちは社会で活躍する先輩と直接交流しながら、具体的なアドバイスを受けることができました。
授業後半では、ライフイベントに伴う費用やリスクにどのように備えるか、そして自立した消費者としてどのように行動すべきかについて考える講義が行われました。学生たちは自らの将来や働き方を具体的にイメージしながら、「自分の人生を自分で設計する力」を身に付ける機会となりました。
 
参加した学生からは、「ゲームを通じてお金や仕事の大切さを実感できた」「自分のライフプランやキャリアを考えるきっかけになった」といった感想が寄せられました。
今後も本学では、社会とつながりながら、多様な生き方を尊重し、自らのキャリアを主体的に描ける女性の育成を目指していきます。