子ども発達学科:学生と教員が創り上げた音楽劇「ドラムジカ」 教育学部ならではの協働学修のかたち

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7月22日、教育学部で開催された音楽劇「ドラムジカ」は、学生と教員が一丸となってつくり上げた特別な授業発表。混声三部合唱を通して、学生たちは中学校教育に必要な音楽指導法を実践的に学びました。

学生と教員がともに創り上げる「学びの場」

7月22日(火)、教育学部の授業「音楽の指導法I」(担当:山中文教授)の一環として、音楽劇「ドラムジカ」が開催されました。本学の学生たちが混声三部合唱の学びを深めることを目的に、教員と学生が協働で構成・練習・発表までを行う実践的な授業です。

「ドラムジカ」とは?

「ドラムジカ」とは、複数の楽曲をナレーションやセリフでつなぎ、物語形式で進行する音楽劇です。今回の演目では、中学校音楽教科書で扱われる楽曲を題材に、学生が物語を創作し、合唱や演技を通して表現力・創造性を育みました。音楽の構成や演出までを学生自身が手掛け、中学校教育を想定した総合的な指導法を体験しました。

教育学部らしい「協働」の学び

この授業の大きな特徴は、専門分野を問わず多くの教員が惜しみなく協力している点です。今回も、男性教員6名、女性教員1名が合唱に参加し、女子学生だけでは得られない「混声」の響きを体験できる貴重な機会となりました。学生からは「男声が加わるだけで、合唱の響きが一気に豊かになった」との声もあり、音楽の多様性や指導の奥深さを実感する場となりました。
 
教育学部では今後も、教員と学生が協働しながら教育活動をつくり出す取り組みを通じて、実践力と人間力を兼ね備えた教員養成をめざしていきます。