現代社会学科:豊田市足助、重要伝統的建造物群保存地区でフィールドワーク
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6月14日(土)、現代社会学科2年生が地域デザインプロジェクトの一環で豊田市足助地区を訪問しました。
このプロジェクトでは、現代社会学科教員がコーディネートした愛知県内のいくつかの地域をグループに分かれて訪問し、現場のリアルな声から地域課題を深く学び、それらの解決の可能性を考えます。
まずは、香嵐渓から重要伝統的建造物群保存地区に指定された町中までを歩きながら、足助観光協会の方(会長:田口敏男氏・事務局長:岡本真知氏)から要所の説明をしていただきました。
また、まちづくり団体「地域人文化学研究所」が再生を試みている大正時代の旧料亭「寿ゞ家」と、豊田市に寄贈された江戸末期以前に建てられた「旧田口家住宅」で、建物自体や足助地域の歴史から、暮らしが息づきながら町並みが保存されていることを学びました。
「寿ゞ家」2階の宴会場では、研究所代表の天野博之氏から、「寿ゞ家再生プロジェクト」の概要や足助の観光とまちづくりについて話をしていただき、持続可能な地域づくりに関わる問題提起をしていただきました。
制度によって町並みが保存される一方で、住み続けられる町として維持していくためには多額の資本が必要となります。人口が減少していくなかで、後継者の問題もあります。重要伝統的建造物群保存地区に指定された家の相続は、個人の問題ではなく町全体の問題だと言えます。
学生たちは、町並みの風景を公共財として位置付けて、市民としてどのようにかかわることができるのか、考える機会となりました。そして、歴史を通して現代社会を知ることの大切さを学びました。
このプロジェクトでは、現代社会学科教員がコーディネートした愛知県内のいくつかの地域をグループに分かれて訪問し、現場のリアルな声から地域課題を深く学び、それらの解決の可能性を考えます。
まずは、香嵐渓から重要伝統的建造物群保存地区に指定された町中までを歩きながら、足助観光協会の方(会長:田口敏男氏・事務局長:岡本真知氏)から要所の説明をしていただきました。
また、まちづくり団体「地域人文化学研究所」が再生を試みている大正時代の旧料亭「寿ゞ家」と、豊田市に寄贈された江戸末期以前に建てられた「旧田口家住宅」で、建物自体や足助地域の歴史から、暮らしが息づきながら町並みが保存されていることを学びました。
「寿ゞ家」2階の宴会場では、研究所代表の天野博之氏から、「寿ゞ家再生プロジェクト」の概要や足助の観光とまちづくりについて話をしていただき、持続可能な地域づくりに関わる問題提起をしていただきました。
制度によって町並みが保存される一方で、住み続けられる町として維持していくためには多額の資本が必要となります。人口が減少していくなかで、後継者の問題もあります。重要伝統的建造物群保存地区に指定された家の相続は、個人の問題ではなく町全体の問題だと言えます。
学生たちは、町並みの風景を公共財として位置付けて、市民としてどのようにかかわることができるのか、考える機会となりました。そして、歴史を通して現代社会を知ることの大切さを学びました。



