文化情報学科・現代社会学科:文化のみち 白壁地区(名古屋市東区)のフィールドワークを実施

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5月11日(日)、文化情報学科の「展開演習2」(担当:今村洋一教授、2024年4月から現代社会学科)において、名古屋市東区の白壁地区のフィールドワークを実施しました。

名古屋城にも近い白壁地区は、第二次世界大戦の空襲被害を免れたこともあり、城下町時代の武家屋敷の面影を残す門構えや黒塀の町並み、明治から昭和初期にかけて建てられた実業家の邸宅の並ぶ町並みが残されています。名古屋市町並み保存地区となっており、電線の地中化や瀟洒なデザインの街路灯の整備など、景観まちづくりがおこなわれています。

武家屋敷の特徴や和風建築・洋風建築の見方について事前学習をおこなったうえで、フィールドワークを実施。橦木筋・主税町筋・白壁筋をゆっくり歩きながら、城下町の町割りを継承した都市構造や町並みの特徴を確認していきました。さらに旧豊田佐助邸を見学し、大正期に建てられた洋館と和館に施された様々な工夫やデザインに感心しました。
今回のフィールドワークを踏まえ、今後、白壁地区の町並みを紹介する動画の制作をおこないます。