国際教養学科:ポップカルチャーを学ぶ学生が、ゼロから3種の冊子制作に取り組みました

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国際教養学科の専門教育科目「社会関与プロジェクトD」を受講する学生が、出版文化に関する理解を深め、3種の冊子制作に取り組みました。
 
このプロジェクトは、国際教養学科の国際日本コースにおける「ポップカルチャー論」の一環として、講義やゲストスピーカーの登壇、学生による実践を織り交ぜながら進行します。
 
冊子制作を最終的なゴールに位置付け、書店に並ぶ書籍が、そこに辿り着くまでのプロセスを学び、その制作にゼロから関わることで、クリエイティビティと制作スキルの獲得を目的としています。
 
講義では、ゲストスピーカーとしてマンガ家、フリーライターとして活躍するOGや、編集者を招聘。編集者として働く方からは、切断する前の印刷見本、束見本等の紹介があり、出版業界の仕事を垣間見る貴重な機会を得ました。また、学生はゲストスピーカーの話を踏まえて記事を書き、印刷会社との交渉などにも携わりました。
 
学生が制作したのは、以下の3種の冊子です。
「平成女児 カルチャー」
現在、再ブームが起こりつつある平成女児文化について、キャラクター、文房具、アニメ、ゲームなど多様な切り口から迫っています。当時、「どうしてハマったのか」について楽しみながら振り返ることができる内容です。
 
「cheers! 椙山×お酒」
お酒にまつわるアレコレ、チャート診断、マナーなどを掲載。また、学生がお酒をテーマに執筆した小説やエッセイ、外国語学部の学生が取り組んだワインやクラフトビールのプロジェクトについても掘り下げています。
 
「女子に刺さるMUSIC」
女子大生の目線で、女子に刺さる音楽を紹介。レイアウトにもこだわりながら、気分ごとにおすすめの楽曲とイチオシポイントを解説しています。
学生は、学生同士のグループワークや企業との折衝を重ねて一つの冊子を制作することで、社会で生かせる実践力を身に付けました。また、安易にネットに頼らず紙面を構成することで、出版に必要不可欠なリテラシーも学べたようです。
 
外国語学部の社会関与プロジェクトでは、学生が社会と関わるなかで、実践的な学びができる機会を数多く用意しています。