子ども発達学科:名古屋市主催「公民連携に取り組む企業・団体への学生取材」に学生が参加!社会課題の解決に向けた企業の取り組みを学びました
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子ども発達学科4年の村田望美さんが、名古屋市が主催する「公民連携に取り組む企業・団体への学生取材」に参加しました。
名古屋市は、さまざま社会課題の解決に向けて、企業や団体と「包括連携協定」を締結しています。村田さんが参加したこの事業は、名古屋市の包括連携協定締結企業・団体を学生が取材し、企業や団体が協働することで生まれる効果について若者目線で発信することを目的としたものです。村田さんは自ら応募し、積極的に活動しました。
8月9日(金)、取材に向けた事前勉強会が行われました。さまざまな大学から集まった21名の学生が5グループに分かれて、プロのライターから情報発信時の心構えや取材のコツを学びました。
その後、村田さんのグループは、名古屋市と包括連携協定を締結している株式会社バローホールディングスを取材。同社は、余った食品を回収してフードロスを削減すると同時に、地域のこども食堂などに提供することで、子どもたちがお腹いっぱい食べられる社会の実現を目指しています。フードドライブの取り組みについて理解を深め、その後、取材した内容を記事にまとめる作業を行いました。
そして、12月13日(金)、参加学生と各企業の担当者が集まり、記事完成報告会を実施しました。前半は各グループによる報告として、各企業の取り組みや取材を通して得た気づきなどを発表し、後半は参加企業からのコメントや学生一人ひとりの気づきの発表から、本事業での学びを振り返りました。
参加した村田さんは、「学生の視点で名古屋市のまちづくりに関わるという、滅多にない経験を通して、企業や行政の方々の熱意や工夫に触れることができた。取材を通じて、課題解決の視点を学び、自分の視野がぐっと広がった」と話し、大学のキャンパスを飛び出し、積極的に社会と関わることで、確かな手応えを感じたようです。
なお、本事業の様子は、名古屋市が運営する学生タウンなごやポータルサイト「N-chan」において紹介されています。