英語英米学科・国際教養学科:椙山ワインが完成しました!

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1月18日(土)、学生がゼロから取り組んだ「椙山ワイン」が遂に完成しました。
 
椙山ワインとは、学生が実社会との連携の中で超域研究として製造し、愛知県が注力するインバウンド需要に応えるワインで、外国語学部の芝垣亮介教授と有志の学生がワインを学び、畑作業、醸造、販売までを一貫して行うものです。
 
昨年5月・6月に日進市の「葡萄のふくおか」で行った葡萄畑作業以降、酵母の種類、除梗(じょこう)の有無、補糖する砂糖、澱(おり)引きのタイミングなどを決め、ワインの仕込み、発酵状況の確認など全工程に学生が関わってきました。最小限の酸化防止剤を添加した後、3度の低温に保たれたタンク内で熟成。今回は、熟成が終わったワインをボトルに詰めました。
 
【ボトル詰めの工程】
① ボトルの洗浄
② ワイン充填
③ キャップの洗浄およびキャップの傷のチェック
④ ワインの量の調整およびキャップを付ける作業
⑤ 異物混入のチェック
⑥ 運搬
 
衛生面や品質管理に最新の注意を払い、12名の学生が2名1組になって約7時間かけて作業しました。各工程間での運搬作業もあり重労働でしたが、参加した学生は自分たちでゼロから作り上げたワインに、確かな手ごたえと充実感を得たようです。
 
後日、ボトル詰めが完了したワインに学生が考えたデザインのラベルを貼り、「椙山ワイン」が完成しました。
アイデアを実際にカタチにするところまで、一貫して学生が取り組めることが、本学が得意とする実践の学び。完成した「椙山ワイン」は、ベイリーAらしい活き活きとした香りが特徴です。いちごやキャンディがグラスの中で踊っているかのような華やかさがあり、タンニンの軽やかさがワインの可愛らしい印象を一層引き立てます。

今後は、ワイナリーのWebサイト、愛知県・岐阜県の各種ワインイベント、名古屋市内の飲食店などで販売される予定で、インバウンド需要に応えるワインとして、多くの消費者に届けられます。