現代社会学科・文化情報学科:【現場のプロが教える業界特別講座9】女性のライフステージと仕事について考える特別講義を実施

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業界で活躍するさまざまな職種のプロが授業を行う、現代社会学科の「業界特別講座」。
 
11月15日(金)、「リスクマネジメント」(担当:今村洋一教授、2024年から現代社会学科)において、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社より主任研究員の南田あゆみ氏を講師に招き、「女性のライフプランとリスク」と題した特別講義を開催しました。
 
南田氏はこれまで約20年間、シンクタンクの研究員として、女性の活躍推進に係る調査研究、ワーク・ライフ・バランスや働き方改革の問題に取り組んできた、労働問題のプロフェッショナル。また、情報番組のコメンテーターをつとめるなど、幅広い活躍をされています。特別講義では、女性の活躍促進に係る国の方針、東海地域における女性就労の現状や意識などについて、詳しくお話をしていただき、学生たちは理解を深めました。
 
また、「育児」「治療」「介護」といったライフイベントと「仕事」をどのように両立させていくか、ご自身の実体験をもとにした具体的なお話もしていただきました。これら仕事を辞めざるを得なくなるようなリスクに対しても、企業の支援制度が充実してきているので、それを上手に活用すれば、“辞めない”で仕事を続けることができると指摘。南田氏の前向きな話は、将来に漠然とした不安をもつ学生たちを勇気づけたようでした。実際に、講義後の学生のコメントには、「どのような支援制度が企業に用意されているのか有益な情報が得られた」「女性として生きていく未来に明るさを感じた」といった感想がありました。
 
これから、女性として様々なライフイベントを乗り越えながら人生を歩むことになる学生にとって、非常に有意義な講義となりました。