英語英米学科・国際教養学科:エアライン業界を目指す学生を対象に、「SUGIYAMA学外エアライン研修」を実施

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9月19日(木)~20日(金)、一泊二日の「SUGIYAMA学外エアライン研修」を実施し、エアライン業界を目指す17名の学生が参加しました。

1日目は、県営名古屋空港、あいち航空ミュージアムを訪問し、ボランティアガイドの方々から飛行機と航空業界の歴史について学びました。宿泊先のホテルでは、国内大手航空会社に長年客室乗務員として勤務し、採用業務を経験され、本学の「社会関与プロジェクトA」の講義で非常勤講師も務める伊藤典子氏(オフィスマナカラ代表)からテーブルマナー研修を受けました。

2日目は、関西国際空港を訪問。午前は、空港運営会社の人事担当者と同社の旅客カウンター業務、グランドハンドリング業務に携わる担当者の引率のもと、旅客カウンターと搭乗口の仕事、ならびに滑走路でのグランドハンドリングの仕事を見学しました。その後、社員の方々と学生とが交流する時間も設けていただきました。午後には日頃、立ち入ることのできない関西国際空港の制限エリア内をガイド付きのバスで見学。参加学生たちは、それぞれの研修先で積極的に質問し、自分の知識や将来への思いを確認していました。

参加学生からは、「プッシュバックを経験し、パイロットの方と責任者の方とが連携を取り、ハンドサインと無線でやりとりしながら機体が後退し、その後旅立っていく飛行機を見て強く感銘を受けた」「航空業界の業務だけでなく、チームワークやコミュニケーションの重要性も深く学んだ」「常に周囲との連帯が重視されており、各部署が一丸となって空港運営を支えている様子が印象的だった」などの感想が聞かれました。
学生たちは現場での空港業務について理解を深め、その学びを将来のキャリア設計に生かそうという決意を新たにしたようです。