現代社会学科:【まち歩き魅力発信プロジェクト】焼物のまち・常滑で裏路地めぐりと工房見学

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11月17日(日)、現代社会学科の専門教育科目「観光学入門」(担当:阿部純一郎准教授)を受講する1年生が、愛知県常滑市のまち歩きツアーに参加しました。

この企画は、現代社会学科の社会連携事業「まち歩き魅力発信プロジェクト」の一環で、学生たちは、名古屋市を拠点に観光まちづくり事業を行う大ナゴヤツアーズ(名古屋市中区)のまち歩きツアーに参加し、そこで出会ったモノ、人、場所の魅力をまとめたショートムービーを制作します。

今回参加したのは、「土管と瓶の量産が築きあげた迷路、やきもの散歩道Dコース(ディープ)ツアー」。常滑焼とまちの歴史に詳しいINAXライブミュージアムの磯村司氏が案内役となり、観光客向けの散歩コースではなく、地元の人しか歩かない裏路地を散策。街中に点在する土管、壺、置物、タイル、煙突など、普段は見過ごしてしまいがちなモノに注目し、なぜここにそれがあるのか、古写真などを見ながら一つひとつの意味や歴史を学びました。

途中、日本でも数少ない焼き芋壺の職人さんの工房にも立ち寄り、美しい作品が並べられた仕事場を見学。「常滑に昔から暮らしているとまちの価値が分からなくなる。外から来た若者たちがたくさん魅力を見つけて、発信してほしい」と温かい言葉もかけていただきました。

参加した学生は、「焼物以外にも煙突など見どころがたくさんあり、黄色いレンガなど知らないことも教わって新鮮だった」「動画を見た人に、常滑焼を買いたい、直接見てみたいと思ってもらえるような作品を作りたい」と意気込みを語りました。