英語英米学科・国際教養学科:「Sugiyama Wine Project」日進市の葡萄畑で畑仕事に挑戦!

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外国語学部の芝垣亮介教授と有志の学生が、「椙山ワイン」の生産に向けて「Sugiyama Wine Project」を進めています。椙山ワインとは、学生が実社会との連携の中で超域研究として製造し、愛知県が注力するインバウンド需要に応えるワイン。外国語学部の学生が、ワインを学び、畑作業、醸造、パッケージ制作、販売までを一貫して行っています。
 
椙山ワインの製造に向けて、5月・6月に日進市の「葡萄のふくおか」で2回の葡萄畑作業を行いました。農家の方よりレクチャーを受け、葡萄の奥深さと繊細さを感じながら丁寧に取り組みました。
 

花カス落とし

茶色い花カスを落とすことで、果頂の傷の防止に繋がります。花カス落としに加えて、枝の生え方、葡萄の成る場所、来年の枝の芽について、実際の葡萄の木に触れながら学びました。

収量調整(グリーンハーベスト)

木1本あたりの葡萄の収穫量を減らすことで、残った葡萄の凝縮度が高まり品質が向上します。前回に比べて膨らんできた葡萄の房の長さが、10~11cmになるように収量調整を行いました。

葡萄の袋掛け

一つひとつ手作業で行われ、害虫・害獣から葡萄を守るためには欠かせない作業です。1人100枚の袋掛けに取り組みました。葡萄農家の方は、1日に3,000個の葡萄に袋掛けをするそうで、繊細な葡萄を育てることの大変さを実感しました。

今後は、葡萄の成長を待ち、収穫や醸造の工程に進んでいきます。