人間共生学科:名古屋市男女平等参画推進会議イコールなごやシンポジウムを開催

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7月12日(金)、名古屋市男女平等参画推進会議イコールなごやシンポジウムが開催されました。人間共生学科の「ジェンダー・セクシュアリティ論A」(担当:藤原直子教授)の受講生を中心に、現代マネジメント学科、子ども発達学科から、ジェンダーに関する講義を受講する学生が参加しました。
 
このシンポジウムは、名古屋市スポーツ市民局男女平等参画推進課が主催。性別にかかわりなく個性と能力を発揮できる「男女共同参画社会」を目指し、ジェンダー平等について学ぶとともに、社会で活躍するパネリストに実態を聞き、自身の性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に気付き、意識改革につなげることを目的としています。
 
当日は、名大社の西田知佳氏の進行のもと、NHK名古屋放送局報道部副部長の山本恵子氏、NPOファザーリング・ジャパン理事の横井寿史氏、株式会社エステム人事部の伊與木春花氏、リゾートトラスト株式会社人事部人材採用課の杉山詩織氏の4名をゲストに迎えました。
 
名古屋市副市長の杉野みどり氏による開会の挨拶の後、前半は、4名のパネリストによる「ジェンダー平等の現状を知り、誰もが活躍できる職場環境について考える」と題したパネルディスカッションを行いました。4名がそれぞれ自身のこれまでの歩みや、所属する企業・団体における男女平等参画に向けた取り組みの紹介などを行い、社会における働きやすい仕組みづくりを学びました。
 
後半のグループワークでは、日常生活やアルバイト先などで感じているジェンダーギャップについて、学生がグループでディスカッション。ディスカッションで出た具体例をもとに、パネリストに質問を投げかけて、働く場面における実態と照らし合わせることでギャップに気付き、視野を広げました。
 
学生は、各企業や組織での働き方や、誰もが働きやすい環境整備に向けた先進的な取り組みについて理解を深めるとともに、自身の就職後の姿や社会での活躍について、イメージを膨らませました。