現代社会学科:フィールドワーク:推したくなる「名古屋めし」を堪能
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5月11日(土)、現代社会学科1年生が、名古屋の食文化の魅力を学ぶ「名古屋めし」三昧ツアーに参加しました。これは、現代社会学科と大ナゴヤツアーズとのコラボ企画「名古屋まち歩きプロジェクト」の1つで、学生たちは様々なフィールドに出向いて、その道のプロから名古屋の隠された魅力を学びます。
今回の「名古屋めし」三昧ツアーは、名古屋の情報を発信するライターの大竹敏之氏をガイドに、3つの老舗をまわりました。
一店目は、昭和47年(1972)創業、レトロ感あふれる「珈琲専門店 蘭」。喫茶店全盛期に設計されたテラス風2階で、地域産業や歴史を交えながら、名古屋の喫茶文化のコーヒーの特徴を聞きました。
二店目は、安政元年(1854)創業、尾張藩御用達の美濃忠本店。創業当時から引き継がれている地域特有の伝統菓子「初かつお」の製造現場を見学しました。そして、季節の変化を楽しみながら、誰もが味わえる和菓子の魅力を学びました。
三店目は、大正15年(1926)創業、みそ煮込み「かどまる」。煮込み専用に真水で打たれた細麺は、独自の加水と熟成により滑らかな舌触り。一般的に知られている名古屋のみそ煮込みうどんとは異なる食感に、驚きの声があがりました。味噌や麺の特性を学び、店主の「麺が土鍋の中で育っていく」という言葉に、「かどまる」の味噌煮込みうどんの楽しみ方を知りました。
普段、何気なく目にする身近な食文化の深みを感じ、改めて東海地方の魅力を体感した1日でした。