子ども発達学科:OGを招き、特別支援の考えを取り入れた外国語指導法のワークショップを開催

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11月18日(土)、教育学部 専門教育科目「外国語の指導法」(担当:安達理恵 教授)において、特別支援の考えを取り入れた外国語指導法「ジョリー・フォニックス」のワークショップを開催しました。
 
ジョリー・フォニックスとは、英語の知識や海外経験を問わず、文字と音の関係から英語学習を行う手法の1つで、小学校では、知覚、触覚、視覚、運動などの多感覚を多く取り入れ、多様な資質能力をもつ子どもにも理解・覚えやすい指導法とされています。また、学習障害(Learning Disability:LD)などがある児童にも学習効果があるとされ、特別支援の考えを取り入れた外国語指導法となっています。
 
今回は、人間関係学部の卒業生で、現在はイギリスの小学校でティーチングアシスタントをされている山下桂世子氏をお招きして、オンラインで行いました。山下氏は、日本の小学校教諭として勤務後、ノッティンガム大学院で教育学部特別支援修士号を取得し、イギリスで英語を母語としない子どもたちに英語の指導や教科支援を行っています。英語の指導法や特別支援に関心のある学生にとって、学部の学びを広める機会となりました。
 
教育学部では、特別支援学校教諭免許状の取得支援や、教育現場のグローバル化に対応した学びを用意しています。