メディア情報学科:3DCADによるモデリングの高大連携講座を実施

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3月22日(水)、高大連携の一貫としてメディア情報学科で、椙山女学園高等学校の生徒を対象とした3DCADの体験講座が実施されました。これは、コンピュータ上の仮想空間で立体を構築(モデリング)する際に用いられる3DCAD(3 次元コンピュータ支援設計)による制作を通して、その楽しさや便利さを体験してもらおうというもので、亀井美穂子准教授と宮下十有准教授が企画し、1・2年生の計34名が参加しました。  
3DCADは、製造業などの制作に限らず、アニメーションやVRに代表される仮想空間の表現でも幅広く利用されています。講座では、宮下准教授から、博物館・美術館がそれぞれのコレクションの3Dデータを誰もが使えるオープンソースとして提供している取り組みや、これを利用したレプリカ制作やグッズ開発など、3Dデータ活用例やさらなる可能性が紹介されました。続いて亀井准教授から、海外の小学校でも利用されている3DCADを用いたモデリングの基本操作や要領について説明を受けると、生徒たちはそれぞれに作りたいもののデザインに挑戦し、コツをつかむと、家具や楽器、アクセサリーなど、思い描いたアイデアを次々に夢中になって3次元(3D)でカタチにしていました。