園庭で遊んでいると皿を頭の上に載せている子が何人かいました。「みんなでどうしたの?それは帽子?」と保育者が尋ねると「じしん」という言葉が返ってきました。


「え?地震?それは大変。頭を守って」と言葉をかけると、嬉しそうに頭の上に載せた皿が落ちないように持ちながら園庭を走っていきます。
そんな様子を見て頭に皿を載せる子がどんどん増えていきます。


しばらくすると「こんどはかじ」と言う子がいました。「え?今度は火事?またまた大変。急いで逃げなくちゃ」と保育者も一緒に走ります。
日頃から行っている地震から火災を想定した避難訓練のことをよく覚えているのです。
加えて、砂場の玩具の車をトランシーバーに見立てて「えんちょうせんせい えんちょうせんせい どうぞ」と話す子も出てきました。
保育者たちのやり取りをよく見ていて、再現して遊んでいるのです。

保育者は「ぶどう組 ぶどう組 みんな大丈夫ですか?怪我していませんか?」等とやり取りを広げていきます。
日頃体験したことを再現して、イメージして遊ぶ子どもたち。そんな姿を大切に、遊びが広がるよう関わっています。
トランシーバーをポケットに入れている姿も素敵でしょ。
