[しょうぼうしゃ、きゅうきゅうしゃをみにいったよ」

  散歩日和の秋がやってきました。友達や保育者と手を繋いだり散歩車に乗ったりして散歩に出かけました。保育者との関わりだけではなく、友達の言動を真似して楽しむ姿が見られ手を繋ぐことも喜んでいます。
 子ども達が好きな消防車や救急車を見に消防署へ行きました。玩具や絵本で見るのとは違い、本物の大きな救急車や消防車は迫力満点。消防署に着くと署員の方がいたので、「見学してもいいですか?」とお願いをすると快く迎え入れてくれました。「消防車大きいね。」と子ども達に声を掛けると、興味津々な子もいれば「こわい」と圧倒されて保育者にキュッとしがみつく子も。「絵本で見るより大きいものね。大丈夫だよ。」と声を掛け、怖がる子が安心できるようにそばについていました。すると突然、緊急出動のサイレンが鳴り慌ただしく消防車に乗り込む署員の方々。「お仕事頑張ってね。いってらっしゃい。」と保育者が手を振って声を掛けると子ども達も「ばいばい」と見送りました。







 消防車が出動し見送った後、署員の方が救急車のドアを開けて普段見ることのない中を見せてくれました。「きゅうきゅうしゃー」と身を乗り出して見る子、後退りしながらも視線は救急車に向く子と反応は様々です。「ベッドがあるね。怪我をした人が寝るのかな?」と救急車の中の様子を伝えると、車内を見ようと一歩二歩と救急車に近付く姿が見られました。 日頃慣れ親しんで歌っている「はたらくくるま」の歌を保育者が「ケガ人病人急いで救急車~」と口ずさむと表情がほころぶ子ども達。本物のはたらく車を身近に感じることができた散歩となりました。