お医者さんごっこ
ある日、「おねつ!」と友達の脇に玩具の体温計を挟んだり、「ぶしゅ!」と玩具の注射器を腕に当てたりして遊んでいる子がいました。イメージしたものをなりきって表現する楽しさを、より味わってほしいという願いから、保育者が診察台を用意すると、「どうしましたかぁ?」「ここがいたいの」「おくすりどうぞ」などと、お医者さん、患者さんがすることを再現しながら友達とやりとりすることを楽しんでいました。

友達が楽しそうに遊ぶ姿を見て、「このこが、おねつなの」とお母さんになったつもりで赤ちゃんの人形を連れてくる子や「あしがいたい」と言う子が病院にやって来ました。イメージを共有しながら楽しい雰囲気の中で順番が待てるように、保育者が空いているベンチの傍に絵本を用意し、「こちらの待合室でお待ちくださいね。」と伝えると、「どれにしようかなあ」などと、待合室で待っているつもりで絵本を読む姿がありました。


「2ばんめのひと~」とお医者さんが呼ばれると、「おくちがいたいの」と教えてくれました。イメージを共有できるように、保育者が「お口が血が出てるのかな?虫歯かな?」と聞くと、患者さんは「むしば!」と答えました。お医者さんは、「そうだ!」とひらめいた表情で、レゴブロックで歯ブラシを作り、ゴシゴシと歯磨きをし始めました。「はい、おみずね」と、うがいのコップを渡すお医者さんもいました。「ぐちゅぐちゅ…ぺ!」とうがいし、「もうい、いたくない!」と無事に治療が終わり、喜ぶ患者さん。保育者が「お大事にしてください」と言うと、お医者さんになっている子は、患者さんに薬を渡したり、「おだいじにしてください」と伝えたりする様子でした。


レゴブロックやトレーをパソコンに見立てる子もいました。指を素早く動かしながらデータ入力をする姿は、診察時のお医者さんの動きにそっくりでした。
ぶどう組のお医者さんごっこは、今後も盛り上がっていきそうです。

豊かな感性や表現する力が育まれることを願って、イメージするものになりきったり、保育者や友達とやりとりしながら再現したりすることを楽しめるような経験を積み重ねていきたいと思います。

友達が楽しそうに遊ぶ姿を見て、「このこが、おねつなの」とお母さんになったつもりで赤ちゃんの人形を連れてくる子や「あしがいたい」と言う子が病院にやって来ました。イメージを共有しながら楽しい雰囲気の中で順番が待てるように、保育者が空いているベンチの傍に絵本を用意し、「こちらの待合室でお待ちくださいね。」と伝えると、「どれにしようかなあ」などと、待合室で待っているつもりで絵本を読む姿がありました。


「2ばんめのひと~」とお医者さんが呼ばれると、「おくちがいたいの」と教えてくれました。イメージを共有できるように、保育者が「お口が血が出てるのかな?虫歯かな?」と聞くと、患者さんは「むしば!」と答えました。お医者さんは、「そうだ!」とひらめいた表情で、レゴブロックで歯ブラシを作り、ゴシゴシと歯磨きをし始めました。「はい、おみずね」と、うがいのコップを渡すお医者さんもいました。「ぐちゅぐちゅ…ぺ!」とうがいし、「もうい、いたくない!」と無事に治療が終わり、喜ぶ患者さん。保育者が「お大事にしてください」と言うと、お医者さんになっている子は、患者さんに薬を渡したり、「おだいじにしてください」と伝えたりする様子でした。


レゴブロックやトレーをパソコンに見立てる子もいました。指を素早く動かしながらデータ入力をする姿は、診察時のお医者さんの動きにそっくりでした。
ぶどう組のお医者さんごっこは、今後も盛り上がっていきそうです。

豊かな感性や表現する力が育まれることを願って、イメージするものになりきったり、保育者や友達とやりとりしながら再現したりすることを楽しめるような経験を積み重ねていきたいと思います。