雨が続いた日、子どもたちは「おそとはあめだね・・・あそべないね」と少し残念そうにテラスを見ていました。晴れた日は園庭でだんごむしやちょうちょうなどの虫探しを楽しみにしています。保育者が「雨が好きな虫もいるよ!」と伝えると、昆虫の図鑑を持ってきて一緒に見ました。





「雨が降ったよ!」

最初にサインンペンで描画をしました。「あめいっぱい!」「○○ちゃんのあめ、てんてんだね」と子どもたちで会話を楽しみながら描いていました。実際の雨に近づけるよう、また、水の感触を楽しめるようにケースの中に水を入れると指でちょんちょんと触れ「きもちいいね」。指先だけだったのが、手のひら全体を水につけて感触を楽しみました。サインペンの上に濡れた手を置き、色がにじんでいく様子や混ざっていく様子を不思議そうに見ていました。後日、子どもの「あめはどうやってふるの?」の疑問に、保育者が「上からお水が降ってきて…!?外に見に行こう!」とテラスに出て雨が降る様子を見ることにしました。



 水たまりに落ちる雨が輪になっていく様子や園庭の見張り番「イーグルさん」に雨水が滴っているのを見て「あめがたくさんふるとイーグルさんもぬれるんだね」「うえからおちてくるんだね」と空を見上げ目で見て感じることができました。


 「あめ」や「かたつむり」のうたを歌いながら、折り紙で作ったかたつむりにシールを貼りました。小さなシールでしたが、指先を使って最後まで貼ることができました。





 これからも身近な自然や生き物に対する興味関心に寄り添い、丁寧に伝えていくことで五感の働きを豊かに育てていきたいと感じています。