日々の遊びや生活の中で季節の歌やわらべうたなどに親しんできました。特に大好きな歌やわらべ歌は「ゆすらんかすらん」と「上から下から」です。
「ゆすらんかすらん」では保育者が歌いながら子どもを高く上げたり低く下げたり、また膝の上に乗せて膝を高く上げたり低くしたりして楽しみます。抱き上げたり膝の上に乗せたりするだけでこれから始まる期待感からか笑顔になる子もいます。
「ゆすらんかすらん」では保育者が歌いながら子どもを高く上げたり低く下げたり、また膝の上に乗せて膝を高く上げたり低くしたりして楽しみます。抱き上げたり膝の上に乗せたりするだけでこれから始まる期待感からか笑顔になる子もいます。
「上から下から」では柔らかいシフォン布を歌に合わせて空中でゆっくり揺らし、最後に子どもの顔が隠せるように被せます。シフォン布は透けている素材で子どもも安心して隠れることができます。保育者が「○○ちゃんがいない」と言い、「いないいないばあ」とシフォン布を取ると嬉しそうな顔をする子どもたち。言葉では言えませんが表情から「もういっかい(やって)」という気持ちが伝わります。
他にも拍手をしたり小豆や米が入った手作りマラカスを握って鳴らしたりと楽しみ方は子どもによって様々です。
歌やわらべ歌を通したふれあい遊びでは人との触れ合い、心地よさを感じることを大切にしています。また身近な保育士等に親しみをもち、より気持ちを通わせ、関わりを深めることができると思います。こうして今の時期に特定の保育士等との間に芽生えた愛情や信頼感が周囲の大人や他の子どもへの関心につながり、人との関わりを次第に広げていく上での基盤にしていきたいです。