りんご組がスタートして1か月が経ちました。初めておうちの方から離れて過ごすという大きな環境の変化に不安になり涙もみられましたが、保育者に抱っこをしてもらったり、ふれあったりしながら過ごす中で、「ここは安心できる所」「この人は安心できる人」と感じてくれはじめたのか、笑顔の時間が増えてきました。

  
 保育者の傍で安心して過ごせるようになると、少しずつ行動範囲も広がっていき、ずり這いやハイハイ、伝い歩きや歩行などで気になる玩具を見つけると手を伸ばし、自ら探索を楽しむ姿がみられます。心地よい風を感じる開放的なテラスでゆったりと過ごしています。ゴザを広げた遊びのスペースに自ら向かおうとしたり、保育者とわらべ歌などのふれあい遊びを楽しんだりする姿がみられます。









 散歩車に乗り園庭の散歩に出掛けました。風に吹かれて揺れる大きなこいのぼりを見て「あー!」と声を発したり、プランターの花に「うーん」と手を伸ばしながら触れようとしたり、好奇心いっぱいに目を輝かせる子どもたち。言葉にならない喃語や仕草、表情などで伝えようとする子どもの思いや気づきを受け止め「こいのぼり、大きいね」「お花きれいだね」と保育者も表情豊かに言葉で返すなど、子どもの心に丁寧に寄り添っていくことを大切にしています。







 子どもたちにとって心地のよい安心できる場所となれるよう、日々の温かい関わりやふれあいを通して信頼関係を築いていきたいと思います。