保育園の向かい側で長い期間工事が行われています。保育室で遊んでいる時に「はたらくくるま」を見つけて「だっこ」と保育者に抱っこを求め作業の様子を見たり、テラスや園庭に出て皆で見学をし「おしごとがんばって!」と応援したりすることもあります。

ショベルカー、コンクリートミキサー車、クレーン車、トラック等々…色々なはたらく車が土を持ち上げたり、木を運んだりする様子に子どもたちは興味津々です。「よいしょ、よいしょしてるね」「力持ちだね」「大きいね」「長いの出てきたね」「かっこ良いね」等、はたらくくるまの動きや、思いを言葉にしながら子どもたちの興味関心に共感しています。

    

最近では「これ読んで」と、はたらくくるまの絵本に興味を示す子や、工事の様子を砂場で真似て遊ぶ子も出てきました。たくさん車を並べたり、保育者が作った砂山を登ったり、「うぃーん がしゃん」と言いながら砂を持ち上げたりして楽しんでいます。保育者も一緒になって「ガガガガ うぃーん がしゃん。頑張るぞ。よいしょ。よいしょ。」等、車を動かすと、じっくり観察し同じように遊んでみたり「おもしろいね」と言わんばかりに笑顔を見せてくれたりします。保育者も一緒になって遊ぶ楽しさを共有するようにしています。
   

そんな様子を見て、同じ車の玩具を取りに行き、真似て車を動かす子もいます。砂まみれになって夢中で遊ぶ子どもたち。保育園の砂場はいつも賑やかです。