子ども達は、少しずつ自分の思うように体を動かすことができるようになり、楽しさを味わいながら行動範囲も広がってきています。子ども達の「やってみたい」という思いや意欲にこたえられるよう、室内でも体を動かすことを楽しめるように環境を整えています。




細い道を歩く時は両手を少し開いてバランスをとりながら歩きます。子どもが集中して足元を見ながら歩けるように、保育者は「ゆっくり、ゆっくりね。」小さな声でエールを送ります。



 手足を使っていろんな所に「のぼりたい」という気持ちが高まってきています。子ども達の気持ちに応えるため、四つ這いでのぼって渡る遊具の太鼓橋を用意しました。手足をしっかりと使って渡っていきます。「ここを掴むといいよ。」とロープや端の部分を示しながら、のぼって前に進んで行けるように声を掛けています。



 子ども達が好きなコンビカー。ハンドルを握って操作したり、足で床を蹴って走らせたりする力が付いてきました。コンビカーをはたらく車に見立てて走ることを楽しんでいます。救急車が「ピーポーピーポー」、消防車が「ウーウー」など保育者はそれぞれのはたらく車に合わせた音やサイレンなどを声に出して楽しさを共有しています。