お弁当散歩の当日は朝から雨が少し降っていました。子どもたちと一緒に空を見ては、「お散歩に行けるかな?」と心配していましたが、出発時間にはちょうど雨が止み、椙山中学校高等学校のピロティーにお散歩に行くことができました。
 散歩車を発見した瞬間から「いく!ぼうし!」と準備を求める声が聞こえているぐらい、子どもたちはお散歩が大好きです。この日はピロティーの噴水から水が出ておらず「あれ?」「ないねぇ?」と言ってましたがいつもよりも水面がよく見ることができ、保育者が指さす方を見つめ、「いたいた!」と大きな鯉を見つけると興味津々でした。「今日もパンダさんいるかな?」と声をかけると「こっち!」といる方に保育者の手を引き、図書室に飾ってあるパンダや犬のぬいぐるみに一緒にぺこり!とご挨拶したり、キリンや展示してある制作物をじっくりと見ては気が付いたものを指さしや片言で伝えたりして楽しんでいました。お友達と手を繋いで歩いたり、柱で隠れたり追いかけっこをしたりとたくさん遊んだ後、ベンチにある水たまりにも触れて「つめた!」「パシャパシャ」と笑い合っていました。





 帰園すると、お待ちかねのお弁当タイム。保育者が一人ずつお弁当の蓋を開けて渡していくと、大好きなものを見つけて嬉しそうに大きなお口でパクリ!おにぎりにお顔がついていると、「かお!」「にこにこ」と伝えたり、「これは?」と入っていたおかずを聞いてみたりしながら、どの子もお家の方の愛情たっぷりのお弁当を喜んで食べていました。