消防署まで散歩に行きました。附属の椙山小学校の前を通るときに、赤く色づいた木の実を発見。「赤い実がいっぱいあるよ。」と知らせると、見上げて指をさしたり「ちいさいりんご」「さくらんぼ」「とまと」など赤い実から連想される食べ物の名前を言ったりして、この時期の子どもの発想力に感心させられます。
歩きながら落ち葉を踏んで音を確かめたり、咲いている花に手を伸ばしたり、鳥のさえずりや乗り物の音に気が付いて見上げてみたりと、道中も発見がいっぱいです。



消防署に到着すると真っ赤な消防車がお出迎え。消防士の方たちが荷物を運んだり消防車に乗り込んだりする様子を見て「(消防士さん)かばん、もっているね」「ピカピカひかっているね」と興味津々です。
発車するところを見送って手を振ってもらい、ささやかな交流を楽しんだ子ども達でした。



園に戻るとお楽しみのお弁当。テラスに用意されているテーブルやお弁当を見て、顔がぱあっと輝きます。自分のお弁当を目の前で開いてもらうと「これ、なに?」「ぶどう」「たまごやき」と保育者に見せてくれたり、どれから食べようか嬉しそうに選んだり、みんなで一緒にワクワクしながら食べるお弁当は格別な様子。
夕方になっても「おべんとう、たのしかった」と思い出して保育者に話してくれる姿や、「おべんとう」の絵本を持ってくる姿もあり、みんなで一緒にお弁当を食べたことが子どもたちにとって心に残る経験になったことがうかがえました。