昨年のぶどう組さんが育てていたかぶと虫のケースを覗いてみると、モコモコの幼虫から立派な成虫になっていました!子どもたちは「あっ!かぶとむしだ!」と、大興奮でケースの周りに集まって来ました。いつも見ている図鑑を持ってきて「かぶとむしいっしょだね」と見比べる姿もありました。後日、新たに保育士がプライベートで捕ってきたくわがた虫とかぶと虫が仲間になり、かぶと虫の部屋作りを子どもたちと一緒に行いました。









 
毎日、ケースを覗いて「かぶちゃーん、くわちゃーん、おはよう!」、「おなかすいたかな。ゼリーたべる?」と声を掛ける子どもたち。少しずつ親しみを持ち、触ってみよう!とする姿が増えてきました。ゼリーやバナナを食べる様子や、指を伸ばして背中を触って歩く様子、角を上まで持ち上げて足の動きや羽を広げる様子等を観察することができました。ゼリーがなくなっていると「ゼリーがないよ!あげないと!」と、気づいて知らせてくれる子どもたちです。









 
生き物に対する興味関心は個人差があり関わり方はさまざまですが、写真や図鑑で見るだけではなく、本物を見て触れて五感で感じ取ろうとする姿をこれからも大切にしていきたいと思います。