子どもたちが園庭への出入口の方へ自ら向かっていく姿や、出入り口の窓から外を眺める姿が増えてきました。「はやく、そとにいきたい!」という気持ちが全身から伝わってきます。帽子を被って、散歩車に乗り、さぁ出発進行!

 園庭では、他クラスの遊んでいる友達の姿を見たり、風に揺れる草花を眺めたりと、外の景色や空気を感じながら楽しんでいます。保育者の顔を見て安心したり、

何かを伝えようと目を合わせたり、見つけた物を指差ししたりする姿もあります。



 

  北園庭に到着すると散歩車から降りて、探索活動のスタートです!

気になる物を見つけては、ハイハイやずり這いでその場所まで移動し、草をちぎってみたり、土の感触を確かめたり、メダカをじっと見つめたりして過ごしています。
見つけた物を「これはなんだろう?」と不思議そうに指先でつまみ、じっと見たり、触ったり、においをかいだりしながら確かめています。指先だけでなく口でも感触を試そうとする姿もあるため、気をつけながら常にそばで見守っています。
北園庭は今、ひよこ組の子どもたちのお気に入りの場所です。





 自由に探索を楽しみながらも、時々保育者の方を振り返り、「いるかな?」と視線を送ったり、「あっ!あ!」と声を出し、「あったよ!」と見つけた物を知らせてくれたりします。
子どもと一緒にその物を見ながら、伝えたい思いを受け止め、「飛行機が飛んでいたね。」「めだかさんが泳いでいるね。」と言葉にして伝えると、にっこり微笑んでいます。

 まだ、ずり這いやハイハイ等で探索する事が難しいお友達も、地面に敷いたござの上に座って、心地よい風を感じたり、葉っぱに触れたりと、保育者と一緒に外気浴を楽しんでいます。

 保育者も、一緒に探索活動をする中で、“いつでも戻って来られる安心できる場所”として、日々そっと見守りながら、子どもたちの「みつけた!」等の気持ちを受け止め楽しんでいます。