司書・司書教諭課程で学ぶ学生たちがストーリーテリングを経験
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4月24日(月)、司書・司書教諭課程の資格専門科目「読書と豊かな人間性」(担当:福永智子教授)で、ストーリーテリングを楽しむ授業が行われ、学生約70名が参加しました。
三重県四日市市の小学校や図書館などで活動する加納豊子さんと植原悦子さん(おはなし「銀の櫂」所属)のお二人を講師に招き開催しました。
ストーリーテリングは、耳からの読書とも言われ、無文字社会から続く人類の文化ですが、今も子どもの読書は耳から始まります。絵本や紙芝居などを使わずに、語り手の声に耳を澄ませて楽しむものです。照明を落とし、ローソクをイメージした光の中で、「びんぼうこびと」「みそ買い橋」など6つのおはなしをしていただきました。
続けて2つのグループに分かれて、子どもたちにとってのストーリーテリングの意義やおはなしの仕方や気を付けるポイントなど個別に詳しくお聞きしました。
学生たちからは、「聞きながら自分が引き込まれていくのを感じた」「話や登場人物が想像できておどろいた」「話す側の努力が垣間見れて良い経験になった」といった感想が寄せられました。