【NewsRelease】空き店舗が増えた商店街を、地域の交流拠点へ—学生・大学院生も参画した西山商店街の再生プロジェクトが 「2026年度グッドデザイン賞」を受賞
メディア

椙山女学園大学(名古屋市千種区:学長 黒田由彦)生活科学部生活環境デザイン学科の𣘺本雅好准教授と研究室の学生・大学院生が、建築家や地域の皆さんと協働して取り組んできた「ニシヤマナガヤ+未完美術館+駄菓子屋水都軒+コトづくり研究所」が、「2026年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
大学・建築家・地域が連携した商店街再生プロジェクト
対象となったのは、名古屋市名東区の西山商店街を舞台にした再生プロジェクトです。空き店舗が増えていた全長約100mの商店街を舞台に、複数の空き店舗を改修。それぞれの場所に新たな役割を生み出し、人が集い、学び、交流する場へと再生してきました。今回の受賞は、「第57回中部建築賞・入選」「第33回愛知まちなみ建築賞」「Local Area Republic Award 2026・優秀賞」に続く受賞となります。
空き店舗を一つずつ再生。商店街全体に新たなつながりを
本プロジェクトでは、5年をかけて複数の建物を段階的に整備してきました。建築家や大学教員、学生・大学院生、地域の皆さんなどが関わり、それぞれ異なる用途を持つ空間を生み出しています。
現在、「ニシヤマナガヤ」では造形教室などの習いごと、「未完美術館」では若いアーティストによる展示を実施。「駄菓子屋水都軒」は地域の子どもたちが集まる場所となり、「コトづくり研究所」ではマルシェや期間限定店舗などが開かれています。こうした取り組みを重ねることで、西山商店街は、「買い物をする場所」だけでなく、世代を超えて人が集まり、交流し、学び、新たな活動に参加できる場所へと変化しています。
個々の空間づくりから、商店街全体のまちづくりへ
グッドデザイン賞の審査では、それぞれ異なるオーナーや事業者による取り組みをつなぎ、商店街全体のまちづくりへと発展させた点などが評価されました。一つの建物だけを新しくするのではなく、それぞれの場所で生まれた活動や人のつながりを商店街全体へと広げてきたことが、本プロジェクトの特徴です。
学生・大学院生にとって「まちそのもの」が学びのフィールドに
本プロジェクトには、生活環境デザイン学科の学生や大学院生も参加しています。学生・大学院生らはDIYやさまざまな試みに関わりながら、「どのような場所なら人が集まるのか」「地域に必要とされる空間とは何か」を実際のまちの中で考えてきました。教室で建築やデザインの知識を身に付けるだけでなく、自分たちのアイデアを実際の地域で試し、人やまちとの関係を考える実践的な学びの機会となっています。
生活環境デザイン学科では、建築やインテリア、生活環境などを学ぶとともに、実際の社会や地域を舞台に考え、実践する機会を設けています。今回の西山商店街での取り組みも、学生が大学で身に付けた知識やアイデアを社会の中で生かし、地域の人々とともにより良い環境について考える実践の場となりました。大学での学びを大学の中だけで完結させず、地域とつながりながら実践へと展開していく。椙山女学園大学は、これからも学びと地域社会をつなぐ活動を推進していきます。

【本件に関するお問合せ先】
椙山女学園大学 生活科学部
生活環境デザイン学科 𣘺本雅好
生活環境デザイン学科 𣘺本雅好
E-mail:hasshi(at)sugiyama-u.ac.jp
※(at)を@に変えてください
※(at)を@に変えてください