人間関係学研究科・臨床心理学領域:公益財団法人大幸財団 学芸奨励生に大学院生が採用されました

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このニュースのポイント

  • 人間関係学研究科 臨床心理学領域 修士2年生の小林さんが、大幸財団の学芸奨励生に採用されました。
  • 小林さんは、セルフコンパッション(自分自身に思いやりを向ける態度)が大学生の心の健康にどう影響するかを研究しています。今後は、認知的柔軟性(状況に応じて考え方を切り替える力)に着目し、心理的なメカニズムの解明を目指していきます。
6月27日(土)、人間関係学研究科 臨床心理学領域 修士2年の小林 恭子さんが、公益財団法人大幸財団2026年度第46回学芸奨励生に選ばれました。
これは、愛知県内で研究に専念し優れた業績をあげる大学院生が選抜され、助成を受けるものです。

小林さんの研究テーマは「セルフコンパッションが大学生の精神的健康に及ぼす作用機序—コーピング方略と認知的柔軟性に着目して
大学生のメンタルヘルス問題は深刻化しており、予防的支援や心理教育的介入の基盤となる理論的知見の蓄積が求められています。
これまでの研究では、セルフコンパッション(自分自身に思いやりを向ける態度)や、コンパッションへの恐れ(思いやりを受け取ること・向けることへの抵抗感)が、適応的コーピング(ストレスにうまく対処する力)を介して主観的幸福感に正の影響を及ぼすことを明らかにしてきました。
今後は、「人がどのコーピングを選ぶのか」という選択の背景にある 認知的柔軟性(状況に応じて考え方を切り替える力)に注目します。行動面と、それを支える思考の働きの両方を組み合わせて検討することで、心理的なメカニズムをより精緻に解き明かしていくことを目指します。

本助成を励みに、より一層研究に精進するとともに、その成果の社会還元に努めてまいります。

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