管理栄養学科:「身近な食材の機能性を科学で読み解く」 —第4回サイエンスカフェを開催

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普段食べている食べ物には、お腹を満たすだけでなく、身体をつくる、味や香りで食事を楽しくする、体調を整えるなど、さまざまな力(機能)があります。今回のサイエンスカフェでは、食材が持つ“見えない力”を科学的に解説しました。
 
2月7日(土)、星が丘テラスEAST3階コミュニティールームにて、管理栄養学科×星が丘テラス主催の「サイエンスカフェ」を開催しました。  
サイエンスカフェは、管理栄養学科と星が丘テラスとの共催で実施するイベントです。健康、食、栄養の専門家である本学の教員が「食」に関する分野をテーマに気軽にお茶を飲みながら、科学を楽しく学べる場として開催しています。

参加は高校生以上を対象とし、学外の一般の方も参加することができるイベントで、今回は「身近な食材の機能性を科学で読み解く」をテーマに管理栄養学科 保田倫子准教授が講師を務め開催しました。
 
まず始めに、保田准教授が研究している『筆柿』を例に挙げ、『筆柿』の特徴や含まれる成分と機能性評価を説明しました。 
次に、文化や時代が進むと『食品』は、空腹を満たすものからおいしさなどを求めるようになることを『機能』という視点で紹介。
生命活動に欠かせないエネルギーや体をつくる材料になる「栄養特性の一次機能」。食品成分の特徴が味や香り、色、食感として伝わり、食事が楽しく豊かになる「嗜好特性の二次機能」。抗酸化や血圧・血糖の調整など、体の調子を整える「身体調整の三次機能」というように、食べ物はただ空腹を満たすだけの存在ではないことを説明しました。
 
参加者たちは、メモを取りながら熱心に話に耳を傾けていました。

参加者からは、「健康維持のためにサプリメントや機能性表示食品を利用しているが、その性能や効果などを調べてみたいと思った」「うまみ・グルタミン酸、サンショオール、ショーガオールなど、日本の食文化が科学の発展に寄与していることを知った」などの感想が聞かれました。
 
自分が普段何気なく摂取している食品に再注目するきっかけ作る、貴重時間となりました。