現代マネジメント学科:あなたは「AI」に誘導されていませんか? —デジタルマーケティングプランナー住谷徳人氏の特別講義を実施

ニュース

ポイント

【学べること】
    ・AI時代の広告と消費者行動を学び、データ分析やアイデア発想法を体験

【将来の活躍例】
    ・広告、マーケティング
SNS運用デジタルPRなどに直結
12月23日(火)、現代マネジメント学科の「消費者行動論B」(担当:東珠実教授)で、株式会社電通西日本(大阪府大阪市)のデジタルマーケティングプランナー 住谷徳人氏を講師に迎え、特別講義「AI時代における広告と消費者行動」を実施しました。 
住谷氏は始めに、以前の広告は「広く世間に知らせること」を目的としていたが、現代ではPR、イベント、ビジネスサポートなどに多様化し、広告代理店は単なる広告制作だけではなく、企業や社会の課題解決を担う存在へ進化していること説明しました。また、広告を作ることは仕事のほんの一部であり、データ分析や調査を経た戦略設計から実施後の効果検証までの顧客獲得のためのコミュニケーション全体が業務領域であることも話されました。
広告や課題解決案を考える際には、思い込みや常識を外す発想が重要であることや発想する際にあえて制約を設けた方がいいアイデアを生むと話がされ、学生たちは制約を設けた思考法を体験するために「自分を動物に例えて自己紹介をする」ワークショップに取り組みました。
次に住谷氏は、2024年の日本の広告市場は約7兆円規模で、中でもインターネット広告費が47.6%と最も大きい割合を占めていると説明しました。これは、SNSや動画配信サービスを通じて、個人の趣味や関心に合わせた情報が届けられる時代になっており、その背景にはAIによるデータ分析とターゲティング技術が影響していると語り、AIが広告制作や消費者行動に与える影響についての具体的な事例を紹介しました。 
講義の最後に住谷氏は、「現在の生成AIは、人間が考えたアイデアとの区別がつきにくいレベルまで進化しており、AIが裏側で消費行動をコントロールしている現実を理解し、能動的にAIを使う力を持つことが今後、重要になる」と講義を締めくくりました。 
学生たちは講義だけではなく、実際にアイデア出しやAIに日頃どれだけ触れているかを振り返る体験などを通し、学びを自分事として考える時間になりました。