情報デザイン学科:1年生が社会課題に挑戦!アイデアソンの成果をポスター発表

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ポイント

学べること:社会課題をテーマに、発想・調査・発表までを経験
将来の活躍例:企画職・商品開発・広告・地域課題の解決など
12月13日(土)、情報デザイン学科の「基礎演習」でポスター発表会を実施し、1年生が社会課題をテーマにしたアイデアソンの成果を、プレゼンテーションとポスターで発表しました。
この「基礎演習」では、身近なテーマから社会の課題を見つけ、解決に向けたアイデアを相手に伝わる形にまとめる力を養うことを目的に、株式会社デンソーの講師を招き、アイデアを生み出すトレーニングを重ねてきました。学生はグループに分かれ、「若者の政治参加」「デジタルディバイドの解消」「災害情報の効果的な伝達」「オーバーツーリズムへの有効な対策」「労働力不足への有効な対策」の5つの課題から1つを選び、アイデアを検討。教員による「調べ方・まとめ方」の講義を踏まえ、根拠や対象を明確にしながら提案を練り上げました。

 

その集大成として開催したポスター発表では、1分間のショートプレゼンとポスターセッションを組み合わせ、要点を簡潔に伝えつつ、来場者との対話で内容を深めました。アイデアにとどまらず、実際に簡易なシステムの試作まで行ったグループもあり、株式会社デンソーの講師からは、「短時間でよくまとまった提案ができており素晴らしい」「多様な視点があり、各グループの提案がそれぞれ異なっていて興味深かった」との評価をいただきました。また、一部の発表にはスクーリングの高校生も参加し、「学科の学びのイメージがつきやすい」と好評でした。
この授業を通し、複数の視点で考え、チームで整理し、わかりやすい表現にするプロセスを体験。また、企業の視点からフィードバックを受ける機会は、課題の捉え方や伝え方を見直すきっかけになったようです。情報デザイン学科では、授業や実践プロジェクト等で多くの経験を積みながら、将来の仕事で求められる「企画する力」「伝える力」「チームで動く力」を着実に育てていきます。