国際言語コミュニケーション学科・表現文化学科:音楽と語りで体感するフランス文化 —特別講義「語りで誘うヴァイオリン二重奏 ~ヴェルサイユ宮殿からベルエポックまで~」を実施
ニュース
11月27日(木)、国際言語コミュニケーション学科・表現文化学科の専門科目「国際比較文化研究ⅡB」(担当:西村和泉教授)にて、特別講義「語りで誘うヴァイオリン二重奏~ヴェルサイユ宮殿からベルエポックまで~」を実施しました。

講師には、パリ国立高等音楽院を首席で卒業後、バニョレ音楽院で長きにわたり主任教授を務めた安田真理氏。東京音楽大学卒業後、ベルギー王立歌劇場管弦楽団に入団し、ヨーロッパ各地で活躍。現在は、名古屋バロックオーケストラのコンサートマスターを務める熊谷祥子氏。俳優として劇団活動の傍ら、新たな表現を追求し、朗読と音楽を交えたコラボレーションも行っている榊原忠美氏の3名を講師に迎え、演奏と朗読が行われました。

始めに、熊谷氏が江戸時代の出来事とルネサンス時代からロマン派までの音楽様式の年代を照らし合わせながら説明した後、フランス在住50年の安田氏から見た、日本の言葉の変化や日本とフランスの婚姻制度の違いなどが話されました。

演奏会では、榊原氏の朗読により、芸術様式ごとの時代背景の説明や作曲家の紹介が行われました。

18世紀から20世紀の各芸術様式を代表する音楽を通して聞くことにより、各様式の特徴の違いを学ぶだけではなく、プロの演奏や演技の迫力を体感する時間にもなりました。


