第54回椙山フォーラム「変容する家族と食」を開催しました
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11月29日(土)、トータルライフデザインセンターと人間学・ジェンダー研究センター共催の第54回椙山フォーラム「変容する家族と食」を開催しました。
はじめに、立教大学社会学部の本多真隆准教授から「近現代日本の家族と食生活-私たちは誰とどのように食べてきたのか-」をテーマに講演。家族と食事が社会構造の変化とともにどのように変遷してきたかについて解説しました。
はじめに、立教大学社会学部の本多真隆准教授から「近現代日本の家族と食生活-私たちは誰とどのように食べてきたのか-」をテーマに講演。家族と食事が社会構造の変化とともにどのように変遷してきたかについて解説しました。


次に、名古屋市立大学人文社会学部の安藤究教授から「子どもの夕食と「社会の中の家族」-子どもの発達段階と近代化の「後発効果」に注目して-」と題し、子どもの自宅外での夕食に関する調査結果について報告し、諸外国との相違点などを説明しました。

続いて、本学生活科学部の及川佐枝子准教授から「家族の変容と食卓-栄養面から見た食生活の変化-」として、日本人の料理・食事パターンの変化について解説し、現代の健康・栄養状況と孤食の問題点を説明しました。

また、講演会の最後には事前に寄せられた質問内容や会場からの質問等についての質疑応答を行い、参加者からは「社会学や栄養学の視点から家族と食の変化について学ぶことができ、新たな気付きを多く得られました。」「自分の食事環境・食生活について改めて考えさせられるきっかけになりました。」などの感想が寄せられました。

